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松本駅周辺に登山者のための“ベースキャンプ”的な複合施設があればいいのになぁとずっと思っていましたので、勝手にその構想を妄想し、企画してみます。


駅周辺にには登山者の施設が無さすぎる

日本が誇る“岳都”松本。最近は山を観光資源として推しているような気がしますが、僕から見たら一向に「北アルプス山麓」という地の利を活かせてないと思います。

そもそも、山を観光資源として推している割りに、松本駅周辺に外国人や都心からの登山者を支援できる施設がありません。駅から最寄りの先頭だって歩いて15分~20分かかります!

どうも松本は「山のことは上高地周辺に任せて、市街は関係ない」みたいに思っている節がありますが、松本は遠方からの登山者にとって立派なベースキャンプ(登山基地)なんですよ。



山の複合施設をつくるべき!

では、どんな施設があればいいでしょうか。

まずは簡易宿泊施設です。夜間のうちに松本に入る登山者もたくさんいます。しかし深夜にチェックインして朝食前にチェックアウトするのに、ちゃんとしたビジネスホテルに泊まっていたら高すぎます。だから簡易でいいんです。シュラフ持ち込みで格安で泊まれるようなシステムがいいですね。

宿問題でみんな渋々駅寝してますが、本来駅寝はあまり好ましくない行為ですので、そこに快適な救いの手を!

次は下山した登山者のための入浴施設です。浴場があればなおいいですが、ランナーズステーションのようにシャワールームだけあっても良いと思います。駅周辺に歩いて日帰り入浴できる施設が徒歩20分の銭湯(菊の湯さん)だけってどうかと思います。

あとは登山に特化したインフォメーションセンターです。松本市には普通の観光案内所しかありません。北アルプスの様々な登山情報を発信するとともに、地域住民に山に親しんでもらえるような施設が望ましいでしょう。登山届けの提出も出来るようにします。

さらに山岳ガイドの斡旋、登山とクライミングの技術指導なども行える登山の総合技術指導施設もあればなお良いです。クライミングウォールも必要ですね。

上記に加えて、アウトドアショップや山のお土産店があるような山の複合施設が必要なのです。

公共交通利用が前提じゃなければ旨味は無いじゃないかと思うかもしれませんが、そもそももっと皆交通交通を使うべきです。というか、公共交通が不便だから皆マイカーを使っているのではないでしょうか?それに外国人や遠方からの登山者はほぼ公共交通利用ですし。



北アルプスのブランド価値をもっと自覚して

2018年4月、松本駅程近くに「信毎メディアガーデン」という信濃毎日新聞社本社ビルが入った複合施設がオープンしています。山の複合施設とは言いがたいですが、アウトドアショップをテナントに入れるなどして、多少は山を意識していると感じます。

しかし、まだまだです。僕は何も山に登る人間のためだけにこのような山の複合施設の必要性を説いているわけではありません!地域経済のためにもなると思うから言っているのです。

長野県の人は山の近くに住んでいながら山に対してあまり特別な意識を持っていない人が少なからずいます。長野県の人はだいたい小中学生のときに近くの山や北アルプスになかば強制的に集団登山します。おそらくそれで山のイメージが学校行事と紐付けられて、山があまり良い記憶として残らないのではないかと思います。

そこで、大々的な山の複合施設を作れば、外部から沢山の人たちが訪れ、山の人気をあらためて知ることになります。つまり、自分達の住んでいる場所のブランド価値に気づいてもらえるのです。

そうすれば松本は京都にもひけを取らない日本を代表する観光地となると思っています。



行政よ!持ち味を活かせッ!

行政機関としてはどうしても市民の多数の声を元に意思決定をするのはわかりますが、もう少し動いてほしいと思います。

もちろん市街地は「街」だから東京や他の地方都市のような街を目指したくなるのもわかります。市民も「山」のことをそこまで考えてないから、いかに便利な街にすべきかということを最優先に考えるのもわかります。

しかし!そこはあえて…山です。正直、県外の人間から見たら松本の都市計画で他の地方都市をモデルにするなんてちゃんちゃらおかしいですよ。県外の人間から見たら松本市街も十分山の中です。だって標高500m以上あるんですから。山なら山らしい都市計画をお願いします。スイスのツェルマットやフランスのシャモニーを目指してほしいのです。

つまり、「競うなッ!持ち味を活かせッ!!」という言葉に尽きます。

もちろん、北アルプス山麓の松本以外にも長野駅や、八ヶ岳山麓の茅野や、南アルプスの基地の甲府も同様なことが言えます。他の山岳都市もそのような都市計画を推し進めるべきです。



行政が動けないなら民間でもいい

行政が動けないなら、民間のアウトドアメーカーでも良いです。出版社でも良いでしょう。それが無理ならもう個人で動くしかありません。

たとえば、個人のゲストハウス的な運営です。登山者のためのための簡易宿泊施設だったり、集まれる場所が点在してる街にするんです。山の中だけではなく、街には登山者が溢れ、山の延長線上として楽しんでもらえば、街も活性化するでしょう。経済効果もあるんじゃないでしょうか?

誰もやらないなら将来的に僕がやってみたいなぁと密かに思っています。絶対に需要があると思うんですが。共感してもらえるでしょうか?

そういうわけで、山麓の街に登山やアウトドアの核となる施設があって、山に登る人もそうでない人も、山に誇りを持てるような街が出来るといいなぁと、常日頃妄想しています。



2018年11月17日追記


ビジホ代ケチる=とにかくお金を出したくない、ではなく、価値があること、楽しいことにはお金を出すのが山好きの人たちです。

本当にビジホ代ケチって何にもお金を落とさない人たちなら、そもそも登山なんてしませんからね。登山道具って高いんですよ?

今まで来なかった新しい人たちを呼び込めれば、地域としてメリットあると思いますが…。



おわり
2018年8月15日

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