ドイターのベビーキャリーを中古で購入することを決めるまで(決めたあと?)のパパの葛藤の記録。


子連れ登山をしたい

登山をやっている人間が結婚し、子どもをもうけたなら、子どもと一緒に登山をしてみたいと願う人も多いだろう。僕もその一人だ。

ただ、まだよちよち歩きだったり、歩けても長時間は到底無理という幼児や未就学児を山に連れて行くのは難しい。

そこで登場するのが、子供を背負って山に登れるベビーキャリー(キャリアー、背負子)だ。この親子登山の代名詞的なアイテムは山に登るパパなら思わず欲しくなってしまう代物である。





ベビーキャリーは必要か?

しかし、本当にベビーキャリーは必要なのだろうか?いや、山に子供を連れていくためにはあったほうが楽だ。それは間違いないと思う。

僕が問いたいのは、わざわざ買う必要があるのか?ということだ。使用頻度はそんなに高いだろうか?店で試乗時に大丈夫でも、いざ山で使ってみたら子供がすぐに嫌がりはじめることはないだろうか?早まって買ってしまっても、結局あまり使わなかった…ということにならないだろうか?


そういう不安があって我が家も一度は買うのを踏みとどまった。結構値段が張るのに使わないのはもったいない!


レンタルという選択肢

そこでどうやら登山用ベビーキャリーのレンタルサービスがあるらしい。


1泊2日でだいたい5,000円だ。つまり一回の使用で5,000円と考えればよいだろう。

登山用ベビーキャリーの新品商品の相場は、モノによるが、だいたい4万円である。8回以上行くなら買ったほうがお得だ。それ以下ならレンタルのほうがお徳。うむ、なんだか飲み放題の計算みたいになってしまったw


ベビーキャリーを何回使うだろうか?

8回。例えば満1歳から使い初めて、満4歳まで使ったとしよう。キャリーの耐荷重が22㎏(ドイター)、4歳児平均体重が15㎏なのでこれくらいが限度だろう。てかこれ以上は重量的にもキツくなってくるし、4歳くらいになったら自分で歩いてもらわないと困るw。なので使用期間は3年と短い。

3年で8回。年に約3回の山行で元がとれる。子どもに振り回されている日々の生活のなか、ベストなタイミングを見計らうにしても年に3回ならなんとか行けるかもしれない。

いやでも実は年3回って結構多い。自分のための登山ではなく子供のための登山に年3回使うのだ。欲張りな皆さんは当然自分のための登山もしたいだろうから、山へ行く回数が増える。育児中はそんなに暇ではないし、色々制限があるので、そんな頻繁に行けるのかな…?


折衷案として中古を探す

我が家では中古を買うことにした。今まで述べてきたことを考えた結果である。

そもそも年3回で元をとれたとして、4万などという大金を一気に払えるほど我が家は裕福ではない…。中古なら元がとれそうだし、ダメージも少ない。

でもまあ、理想は誰かから譲り受けるか、プレゼントでもらうことだけどね!山をやってる友人が多ければそういう人もいるんじゃないかな?僕はもらえなかったがw

中古で選ぶとして問題はどこのメーカーにするかである。


どこのメーカーが良いか?

メーカーの候補としては決まっていて
  • オスプレー
  • ドイター
  • モンベル
である。そして上から順に欲しい順、お値段高い順でもある。

結論から言うと、値段が高いほうが丁寧に作り込まれている。これはザックと同じだ。モンベルはお安いわりに悪くないモノを作るが、人と被りがちだし、見た目があまり好みではないので却下となったw


オスプレーは非常に快適そうに作られていて、デザインもかわいくて良い。これは僕の偏見もあるが、オスプレーというメーカーはもの作りのこだわりが尋常じゃない。しかしそのぶん、鬼のように高価5万くらいする。それでも中古なら…と思ってメ○カリを見たら全部SOLD OUT …終了。



てなわけで消去法でドイターに決まった。乗り心地はオスプレーには劣りそうだが、幸い1歳の我が子は乗り心地とか座り心地に無頓着な性格だということがわかっていたので、問題はないだろうと判断。息子はかったい木製の椅子に座布団無しで座れるヤツだからな。


ドイターのキッド・コンフォートⅠを購入

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某メ○カリでほぼ新品に近いというドイターのキッド・コンフォートⅠを購入することにした。お値段1万7,500円。サンルーフとレインカバーがついていてお徳。

買ったあとに冷静になるとキッドコンフォートⅠでこの値段はやはり高かったのでは?と思ったが写真と説明が丁寧なので買ってしまったw メル○リは写真重要だねw

あとキッドコンフォートⅡもよく出回っていたが、ハイドレーションが入れられるようになっていて全体的にゴツくなっていてあまり好みではない。うちは軽めのハイキング程度でしか使わないからハイドレーションなんて要らないし、そもそもハイドレーションバッグ持ってないわw

とりあえず、詳しいレビューは使用後に書くとする。上高地散策で使用予定だぞ!楽しみ。

次回記事はこちら  



おわり
2019年10月25日

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