シュラフの洗濯と乾燥については前回で一応完結ということにしたので、ここでは後日談としてシュラフのその後とダウン製品の洗濯について語る。



ある程度適当にやってもうまくいく

FullSizeRender
色々あったシュラフだが、この通りふっくら、そして臭いも消えてクリーン仕上がった。

苦し紛れの除菌スプレーと一日天日干しにしたのが功を奏したのだろう。

ここで今までの僕のダウン製品洗濯歴を振り返ってみよう。このシュラフ君はかれこれ12年使い続けているが、洗濯したのはおそらくこれが2回目(少なっ)、ほかに洗濯したことのあるダウン製品はムーンストーンのジャケットくらいだろうか。

いずれにせよ、一度にきれいさっぱり乾いた記憶はなく、浴室乾燥やら天日干しやらファブリーズやら手を替え品を替え、なんとかやってきた。

まあ何が言いたいかとというと、ダウン製品と言えども、結構適当にやっても失敗はしないとうことだ。多分、激しく洗濯機に入れるとか、脱水機にかけるとかしなければ大丈夫なんだろう。ダウン用洗剤というものもあるが、普通の洗剤でも十分新品のように膨らむし、使っていてとくに問題は無い。



今回のシュラフ洗濯振り返り

今回のシュラフ君の洗濯と乾燥について、一応もう一度振り返っておこう。

まず洗濯。こちらは浴槽で手洗い。ファイントラックのオールウォッシュを使用。これがダウンに向いているかどうかは不明。試供品があったから使ってみた。手で押し洗いを繰り返した。
反省点としては、
  • 多分お湯の量に対して洗剤が少なかった…。
  • 雑菌に強い洗剤を使ったほうがよかった
次に乾燥。まずは手作りのメッシュハンモック状のオブジェの上で水気を落とした。その後、ベランダで一日乾燥。その日は晴れていた。次の日は天気は雨。これがよくなかった。その次の日も曇り。このときからシュラフの湿っている部分から怪しげな香りがしてきた。
反省点としては、
  • 最初の日干しが終わった時点で好天が見込めないなら即乾燥機に入れるべきだった
  • そもそも最初から浴室乾燥しまくるべきだった



雑菌臭からのリカバリー

雑菌臭が発生した場合、手遅れな場合は再洗濯しかないかもしれない。Twitterでも色々な方からご助言いただいたが、なんとか僕なりに雑菌臭からはリカバリーすることができた。何がよかったのか?その要因も分析してみよう。
  • 干し方が平たく広がるように干していたので未乾燥部位が過度に固まることがなかった
  • 早めに浴室乾燥に切り替えられた
  • 除菌スプレー程度で切り抜けられる臭いだった
  • 日光消毒は正義
まあ、結果論ではある。結果、ダメな場合もあるだろう。やはり干し方が重要な気がする。初期段階は特にダウンが中で塊になるので、それが雑菌繁殖の温床とならないよう、よくほぐして散らしておく必要があると思う。

あとは最後の日光消毒。一通り乾いたあと、仕上げにダメ押しの天日干しによって干し草の匂いを纏わせることが可能…だと思う!

なんにせよ、絶対に失敗したくない人はクリーニングに出すか、専用洗剤を使用して、メーカーの推奨するやり方に沿ってやるのが一番だ。今回の僕の一連の記事は絶対にマネをしてはいけないシュラフの洗濯として、ひとつの参考にしてもらえれば幸いである(笑)。



おわり
2020年5月7日

いつもご愛読ありがとうございます!このブログを応援して下さる方は↓クリックお願いします!
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村

登山・キャンプランキング