現在盛り上がりもピークを見せている平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック。なんだかんだで僕もついついテレビを観てしまいます。

するとテレビに映るキャスター、解説者たちの服装にアウトドアブランドが目立ってどうしても気になる。
(織田信成さん、荒川静香さん、など…)



ピョンチャンの2月の気温はほとんど氷点下らしいのでアウトドアウェアは最適なのは頷けます。

僕が目にしたやつだけちょっと調べてみました。


織田信成さん=マウンテンハードウェア(MOUNTAIN HARDWEAR)

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※画像はツイッターより。

まずは一番目立つのが織田信成さんの服装。羽生選手の滑りにナイスな男泣きを見せた織田さん。松岡修三さんと良いコンビでテレビ朝日を盛り上げている織田さん。

しかし同時に気になるのは、織田さんの着る異様にでかいダウンジャケット。織田さんの体が埋まっております。これはどうみてもエクスペディション仕様(極地・高所遠征用)ではないですか・・・。ロゴはマウンテンハードウェアですね。

どうやらマウンテンハードウェア “アブソルートゼロパーカ”(Absolute Zero Parka)のようです。



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良いものを着ていらっしゃいます・・・。さすが舶来物に目がない織田家・・・。

こちらの“アブソルートゼロパーカ”ですが、ダウンファイバーに撥水加工をすることで、水にぬれても保温力を維持する”シールドダウン”を採用。従来のダウンは水にぬれると一気にしぼんで保温力がなくなってしまってましたがそれを解消しております。

また、表面生地は“ドライQコア”という素材を採用しており、耐久性のある防水・透湿性能を持っております。

ダウンの品質は800フィルパワー。
※フィルパワー(FP)とはダウンのふくらみ度合を表す数値です。600FP以上だと高級と言えますが、現在の登山用だと700、800は当たり前になっています。

うむむ、これなら冬季エベレストを登れそう・・・。いくらピョンチャンが寒いとは言え、オーバースペックな気がしますが(笑)








荒川静香さん=マウンテンイクィップメント(MOUNTAIN EQUIPMENT)

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※画像はツイッターより


つづいて、荒川静香さんもいかついダウンを着ていらっしゃいました。これはかの有名なマウンテンイクィップメントの“アンナプルナジャケット”(Annapurna Jacket)です。

マイナーチェンジを繰り返しながら40年以上、世界の登山家に愛されてきた名門アイテムです。


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アンナプルナとはヒマラヤにある山群の総称で、その最高峰であるアンナプルナⅠ峰は標高8,091mを誇ります。

「アンナプルナ」はサンスクリット語で「豊穣の女神」を意味します。荒川さんはご自身が今回の五輪で日本の勝利の女神となるべく、願掛けでこのウェアをチョイスしたのでしょうか?(たぶん違

アンナプルナジャケットもマウンテンハードウェアのアブソルートゼロパーカと同じく、極地高所遠征仕様のダウンジャケットです。ダウンは700+フィルパワー。

メーカーホームページを見るとユニセックスのようですので、荒川さんのも男女兼用モデルだと思います。





あと他にも女子アナウンサー(名前わからず)がアークテリクスのダウンジャケットを着ていたり、いろいろありましたが、とりあえず記憶に残っているものだけまとめました。

アウトドアウェアはフィールドでなくとも寒い場所なら役に立ちます!ここで紹介したキャスターの着ているウェアはかなり仕様レベルが高い(お値段も)ですが、一度日常生活にアウトドアウェアを取り入れたら快適で手放せなくなります。山に登らない人にもおすすめです!

僕の場合、テレビにアウトドアウェアが出てくるとどうしても気になります。他にもそういう方いらっしゃるのでは?

そんな山(アウトドア)の視点での平昌五輪ハイライト(?)でした。



2018年2月22日


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