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完全に文系の僕ですが、チタンマグクッカーや小型のクッカーに後付けできる「ヒートエクスチェンジャー」の製作を企んでいます。

「ヒートエクスチェンジャー」とはクッカーの熱吸収効率を上げるために、クッカー裏面の熱を受ける面積を増やすための機構の総称です。

代表的な市販品では「ジェットボイル」や「プリムス イータパワー」、「DUG HEAT-Ⅰ(ヒートワン)」があります。これらを普通に買うと結構なお値段ですので、なんとか似たようなものを作れないかと思っている次第です。

まだまだ壁にぶち当たり中ですが進捗を報告します。


とりあえず、熱を受ける表面積を増やす


完全に文系の僕ですので、取り合えず既存商品の形状の見た目をパクるところから始めます。まずはジェットボイルですね。低燃費パーソナルクッカーブームの火付け役にして、今なおトップブランドです。

公式ホームページを見ると、「フラックスリング」で表面積を増やしています。





あとはDUG (ダグ)のHEAT-Ⅰ(ヒートワン)ですね。これはヒートエクスチェンジャーが装着されたクッカーです。



DUG(ダグ) HEAT-1 DG-1100
ダグ(DUG)
2012-09-24




この二つ、形状は一緒。ようは蛇腹を作れば良いのでは…?



ステンレス板を切り出して蛇腹パーツを製作




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文系な上に特別な工具も無いので、厚み0.1㎜のステンレス板を普通のハサミで切りました。10㎜幅でテープ状に切ります。



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そして、ペンチで曲げ曲げしていきますと…



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それっぽいものが出来てきました。向きを変えて円形にすれば「ヒートエクスチェンジャー」!

しかしさて、これからこれをどう円形にするのか、それをどうクッカーに固定するのか…課題が多いです。

特別な工具や技術が無いので百均工具で出来るアイデアを現在考え中であります。


つづく
次回記事はコチラ

3月12日




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2018年3月19日 追記

これらのヒートエクスチェンジャーはがガス燃焼の二次空気の取り込みを阻害する恐れがあり、一酸化炭素が通常より多くでると言われており、一酸化中毒のリスクが高まり大変危険です。良識のある人はマネしないでくださいね。