僕は最近チェストバッグ(フロントバッグ)としてパーゴワークス(PaaGO WARKS)のパスファインダー(L)を愛用しています。

しかし公式の取り付け位置に不満があります…。チェストバッグの新たな取り付け位置を改良してみました。



位置が下だと重くて不安定…

取説に従うと、パスファインダーをザックに取り付けるためのアタッチメント位置はショルダーハーネスの調節バックルになります。ショルダーハーネスの締め具合によっては、アタッチメント位置が脇腹あたりに来ます。僕はやせ形の体系ですので、ショルダーハーネスは結構締めます。しかしこれでバッグを取り付けると、バッグ本体の位置がお腹あたりになります。



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パーゴワークスの取説

何回かチェストバッグを使用した結果、これだと位置が下過ぎると思うようになりました。やはりチェスト(胸)バッグなので胸に近い位置で固定したほうが安定します。ザックと同じで、重心は上部にあるほうがぐらつかないし、重さも感じにくいんです。

また、重さを感じにくくするという意味では、チェストバッグに物を詰め込みすぎるのも禁物だと思っています。パスファインダーのLは内部にポケットも多く、500mlのボトルも入れることが出来ます。それが魅力ではあるんですが、なんでもかんでも収納してしまうと結構ずっしりしてきます。それをお腹あたりにぶら下げるように装着していると、登っているうちに、かなり重力を感じます。



チェストバッグの理想サイズ

パスファインダーのLなどの大きめのチェストバッグだと便利なんですが、やはり重くなってきます。実際に僕はLサイズを使用してますが、重心を考えるとMサイズクラスが理想だと思います。サイズが大きいとついつい必要の無いものまで入れてしまいます。サイズが小さくても本当に必要なものが入れば十分ではないでしょうか。



PaaGo WORKS(パーゴワークス PF02 パスファインダー M ブラック










同じくパーゴワークスのスイングも軽くて魅力的です。ポケットの多さでパスファインダーにしましたが、スイングにすれば良かったと少しだけ後悔してます…。



取り付け方を試行錯誤してみる

多少重くても取り付け位置を上にすれば重さは感じにくくなります。僕が思うチェストバッグの取り付け位置は、バッグ本体が身体の胸からみぞおちくらいの位置に来るあたりだと思っています。これならLサイズでもあまり苦になりません。

パーゴワークス公式の取り付け方以外でチェストバッグの位置を調整する方法をいくつか考えてみます。

まず、「チェストバッグ」なのでチェストストラップに取り付けを試みてみます。チェストストラップとは胸のところでショルダーハーネスを安定させるためにカチッとやるストラップです。



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とりあえず取り付けられそうなループ部分に取り付けています。バッグ位置はだいぶ上に上がりました。みぞおちくらいでしょうか。
しかし、僕としてはもう少し上げたい…。



これが理想の取り付け方!?

次に考案したのが、ショルダースタビライザーストラップへの装着です。ショルダースタビライザーストラップとはショルダーハーネスとザック本体を繋ぐストラップで、ここを引いて締めると、ザックを背中に引き寄せることができます。



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ザックを背負ったときに両肩の後ろからピロピロと出ているのがショルダースタビライザーストラップです。トップスタビライザーとも言います。



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分かりにくいですが、アタッチメントを取り付けています。このザックはナイロンテープの幅が細いので取り付けにくいですが、なんとかなります。



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取り付けました。はっきり言って僕はこれが理想です。とても楽です。パーゴワークスさんはこの取り付け方法を公式にするべきだと思うほどです。

ショルダースタビライザーに取り付けることで、前面にぶら下がるような荷重ではなく、肩で背負っているような安定感があります。重心もほぼ胸の位置なので安定します。まさに「前でも背負え」というキャッチフレーズに相応しいです。

と、ここまで書いてふと気付いたのですが、この取り付け方法は女性には難しいのかもしれません。なぜならバストがあるからです。男の僕はその感覚がどういうものなのかわかりませんが、干渉があるのかなあと思ってしまいます。だからパーゴワークス公式で採用されていないのかも…。

でも男性なら問題ないのでおすすめです。




おわり

2018年6月28日



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