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僕の作ったアルコールストーブで400mlの水を沸かしたとき、沸騰までどれくらいの時間がかかり、そのとき消費するアルコールはどれくらいの量になるのか…実験してみました。


沸騰までの時間

今回はカップラーメン作りに必要なお湯の量として、400mlを沸騰させてみます。


燃料用 アルコール 500ml









アルコールは大洋製薬株式会社の燃料用 アルコール 500ml20mlを入れました。

風防あり、ゴトク設置、トルネードタイプのグルーブストーブです。
にそれぞれ書いてますのでよかったら見てください。



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水温は25℃です。



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完全に沸騰するまで約4分37秒でした。


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燃料が無くなるまでの時間

そのまま燃焼を続けて、アルコールが完全に無くなるまでの時間を計りました。



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だいたい6分30秒あたりで火力は弱まり、やがてアルコールは完全に揮発しました。



400mlのお湯を沸騰させるのに必要なアルコールの量は?

以上の実験により、沸騰に必要なアルコール量は約14mlとなります。

すると1食に必要な燃料の量が14mlだとして、切り詰めて考えると、1泊で3回分+予備1回分=4回の燃料の量は54mlとなります。

60mlのボトルでギリギリもつかな…というところです。ボトルの重量を入れて70mlくらいでしょうか?



ガスのストーブとの比較

ちなみに、3,700kcal/hのガスストーブではおよそ3分ちょうどで沸騰しました。

ガス消費量は308g/hですので100g缶のガスは約20分で無くなります。

ということは約7回沸騰させることが出来るということになります。

100g缶の重量は満タンで缶本体を含め185gあります。

非常にざっくりですが、重量比(容器含む)で
アルコールストーブは70gで4回沸騰
ガスストーブは185gで7回沸騰

どうでしょうか?
ウルトラライトギアとして実用性がありそうでしょうか?
試算から見ると確かにアルコールストーブのほうが燃費が良いですが…。実地では風や外気温等に影響されます。使ってみての判断がいいかもしれません。


おわり

2018年7月7日