UL(ウルトラライト)ハイカーの間では人気らしいアルコールストーブ。某登山用品店店員さんのお言葉を借りれば「こういう装備を使っている俺カッコイイ」とのことで、そこに実用性は無いと切り捨てられました。
おわり
アルコールストーブの一番のメリットは軽量化ですが、本当に軽量化出来ているのか?検証してみました。
ガスストーブとアルコールストーブの重量を比較
わかりやすくガスストーブとアルコールストーブの二つで比べてみます。
関連記事:アルコールストーブの燃費について。
ガスストーブ本体重量:111g
ガス+缶重量:185g
111g+185g=296g
20分で1缶消費、400ml25℃の水を沸騰させるまで3分とすると、これで約7回~8回、水を沸騰できると仮定します。
アルコールストーブの重量は?
アルコールストーブの重量は10g
風防の重量は19g
さらに燃料125ml+容器重量25g=150g
アルコールストーブ関連合計重量:60g+燃料系重量:150g=210g
燃料についてはアルコール14gで400ml、25℃の水を1回沸騰させられるとして、8回~9回沸騰させられるものと仮定します。
結論:アルコールストーブは軽量化に貢献している
ガスストーブ総重量が296gなのに対して、アルコールストーブ総重量が210gですので、マイナス86gの軽量化に貢献しています!
しかも燃料の量もガスと比較しても十分な量はありますので、お湯を沸かす程度の調理なら2泊3日くらいの山行で使えそうです。
しかし、これを大きな差と考えるかどうかは人それぞれですかね。
ちなみに世の中には26gのガスストーブもありますので、最軽量値で言うと231gとなりますが…。
※このストーブ、仕様は25gでしたが実測値26gでした…。おまけ:アルコールストーブは燃料が安い
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ちょっと極端な話しかもしれませんが、一度の山行でガスの場合必要な燃料は110カートリッジを1缶とすると、アルコールの場合は125mlなので、このお値段でなんと4回分の山行で使えます。
軽量化に貢献し、お財布にも優しいアルコールストーブ…。
お得です。
2018年7月8日
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