山を登っている人間なら、「子どもが産まれたらベビーキャリーに乗のせて登山したい」と思う人が少なからずいると思います。
実は僕も子どもが近々誕生するので、下見をしておこうと、登山用品店に実際にベビーキャリーを見に行ったときに聞いたお話です。
ベビーカーの代わりになるの?
首が据わっていない新生児にはベビーキャリーは使えません。産まれてすぐに使えない以上、通常の抱っこ紐や、ベビーカーの代わりにはなり難いと言えます。ベビーキャリーは子どもがある程度育ったらベビーカーより機動力の面で優れていますが、背負うことに慣れていないと重いので、パパ専用となってしまいます。(ママが山ヤの場合は除く)
ママが背負うのが厳しい場合、結局ベビーカーはあったほうが良いということになります。
乗りたがらない、乗ると泣く赤ちゃんもいる
とは言え、山に背負って連れて行くとなると登山用ベビーキャリーがあれば便利ですよね。普通の抱っこ紐よりか荷重の分散が出来ますし、荷物もパッキングできるスペースがあります。しかし、ここでひとつ問題がありまして、お店で聞いた話だと、ベビーキャリーの中に入れると泣いてしまう子もいるそうです。それでせっかく買ったのに使い物にならなかった…なんて話もあるそうです。
先走って買ってしまうより、まずは子どもの成長を待ち、それでも欲しかったり、必要に感じるならまずはお店で試着(試乗?)して子どもがベビーキャリーに耐性を持っているかどうか確認したほうが吉です。
普通のザックに入れて子どもを運ぶ!?
ここからはお店の人に聞いた裏技ですが、ベビーキャリーが無くともフレーム入りザックの雨蓋を取って、子どもをザックの中に入れてしまうという荒業があるそうです…。正直「そんなことできるんかい…!?」って感じですが…。60リットルくらいのザックの雨蓋を外すと、1歳~2歳児くらいは収納可能で、中で立つ格好になるそうです。中で寝ることも出来ますが、かなり重く感じるらしいです…。
僕の想像ですが、ベビーキャリーのほうが圧倒的に荷重分散やバランスに優れていると思うので、この「ザック詰め込み式」はかなり肩の力が強い上級者向けだと思います…。
また、ベビーキャリーだろうが、ザック詰め込み式であろうが、必ずもう一人大人が付いていき、補助しないと危険とのことです。
ザック下ろして休むという行為も簡単に出来ないため、ストックで寄りかかって休むのがオススメらしいです。
ベビーキャリー購入は見送り
上記のような話をお店で聞いて、我が家ではベビーキャリー購入は一旦見送りとなりました。
最初はかなり乗り気(主に僕が)だったんですが…ここまで論破されてしまうと考え直さざるを得ないですね。
詳しくは調べてませんが、レンタルなんてのもあるようです。
でもいつの日かベビーキャリーを手に入れて、息子を背負って山に繰り出してみたいです…。
追加 ベビーキャリー手に入れました(笑)
追加 ベビーキャリー手に入れました(笑)
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