1533053259355
山好きの男性はお付き合いする女性に対してついつい「一緒に山を登りたい!」と期待しがちですが、それは本当にうまくいくでしょうか?

僕の経験をもとに、山男の恋愛の失敗をひも解いてみます。



山男だって彼女が欲しい

山男だって山ばかり行って満足しているわけではないはずです。あわよくば女性とお付き合いして結婚して健全な人生を歩みたいと思っているはずなんです。ちゃんとした人間生活を送りたくないですか?

そして欲を言えば「好きな女性と一緒に山に登りたい」なんて思っていませんか?

確かに自分の得意なフィールドで女性をエスコート出来れば好感度もアップして良いかもしれません。でも一つ忠告しておきます。「山男よ、自分の価値観を彼女に押し付けることなかれ…。」



山好きじゃない女性と付き合った場合

IMG_20180723_081103_478
そもそも山好きの女性は希少です。というか、ほとんどの女性は登山には興味が無いと思ったほうが良いでしょう。まして結婚相手を探すならより好みしてる場合じゃありませんよ。山に登ったことの無い女性と付き合う確率の方が断然高いのですから。

仮に山男に彼女が出来たとして、付き合う前や、付き合い始めは彼女も「へぇ~山登るんですか~!すごーい!私も行ってみたいです~!。今度絶対連れてって下さいねっ!」なんて言うかもしれません。果たしてこれは本音でしょうか?確かにこの女性は山男の気を惹こうとしているかもしれませんね。それは本当かもしれません。でもしかし、本当に山に行きたいと思っているでしょうか…?答えはNOです。

彼女は彼に好かれるために話を合わせてくれているのですよ…。



山男による暴走が始まる

でも悲しいかな、だいたいの山男はこれを好機と捉えてしまします。「彼女が山に行きたがっているぞ…これはチャンスだ~」なんて浮かれてしまって本気で山の計画を練り始めます。そもそも山男という生き物は女性経験に乏しいので、女心というものがイマイチわかっていないことが多いです。まあこれは山に限らず趣味に生きる男の悲しい性なのかもしれませんね…。

で、本気(ガチ)の山のデート企画を出されたら女性はどう思うでしょう。本気でその男性とお付き合いしたかったら仕方なく登るかもしれませんが、そうでなかったらそこで終わってしまいます。仮に一度は登ってくれても、彼女が山に完全にハマることは無いと思った方が賢明です。「彼女が一緒に山に登ってくれた!これからはもっと一緒に山に行けるぞ!」だなんて思った日にはもう後がヤバいですよ。

「彼女が山好きになってくれた」だなんて勘違いしてしまったら、あとはどんどん自分の価値観の押し付けになります。男は視野がせまくなり、グイグイ独走し、女性はそれに合わせようとしますが、挙句の果てには喧嘩が始まり、決定的な価値観の違いが露呈します。そのときはじめて山男は「あれ?山が好きなんじゃなかったのかー!?」と気付き、混乱するのです。実に愚かしいですね~。

style="display:block"
data-ad-client="ca-pub-2196156402726626"
data-ad-slot="7349295610"
data-ad-format="auto">

山男が彼女にすべきこと

IMG_20180801_005151_683
じゃあ悩める山男たちはどうすれば良いのか?それは彼女が山好きかどうか見極めるしかない…と言いたいところですが、本気で女性とお付き合いしたいなら一回山のことは忘れたほうが良いです。難しいでしょうけど(笑)。

たとえ彼女が山が好きになる素質があったとしても、まずは彼女のことを優先して行動するのが真のジェントルマンであり、モテる男です。いつまでも「山が呼んでいる~」などと言ってると「私より山があればそれで良いんだ、この男は」って思われちゃいますよ。逆に彼女が最初から超山好きで、「俺より山があればそれで良いんだ、この女性は」って思ったらなんか悲しくないですか…?つまりそういうことです。

ジェントルマンになりつつも、心の底では「いつか一緒に登ってみたい」と思うのは良いと思います。一度山を忘れ、彼女の気持ちを汲み取ることが出来た時に、自然な流れで山デートに持ち込むことができるでしょう。そのときはじめて素敵な山デートができるはずですよ。



余談ですが、、、

誠に恥ずかしながらこれはほとんど僕の実体験で書いております。でも僕だけではなく、僕の周りの山男たちも少なからず当てはまっているように見えます。

山男は彼女と一緒に山に登りたい願望を持つくせに山好きっぽい女性を好きにならないんですよね。なんてワガママでしょう。

まあ、山を一回捨てて彼女第一になれないのなら、まだその時ではなく、山に登り続けたほうが良いのかもしれません。もしくは自分と同じくらいの山好きor山に多大なる理解がある寛大な女性を探すしかないと思います。



おわり
2018年8月1日