長野県の上田をベースにして、菅平(すがだいら)から根子岳(ねこだけ 花の百名山)、四阿山(日本百名山 標高2,354m)を日帰りハイキングしてきました。
菅平ダボスバス停(08時00分)→菅平牧場駐車場(08時45分)→根子岳山頂(09時50分)→四阿山山頂(10時50分着・11時20分発)→菅平牧場駐車場(13時00分)→菅平ダボスバス停(13時40分)※
「四阿山」と書いて【あずまやさん】と読みます。日本百名山のなかでは難読山名だと思います。
登山日程
2018年8月15日(日帰り)
メンバー
ジョア(単独)
登山口までのアプローチ
【公共交通利用】
上田駅からバス(上田バス)西菅平行き乗車、菅平ダボス下車。そこから四阿山登山口まで徒歩で45分~1時間程。
登山形態
日帰り、周遊型縦走。
ルート
菅平ダボスバス停(08時00分)→菅平牧場駐車場(08時45分)→根子岳山頂(09時50分)→四阿山山頂(10時50分着・11時20分発)→菅平牧場駐車場(13時00分)→菅平ダボスバス停(13時40分)※
※帰りは明治大学の敷地内を通ってバス停までショートカットしました。08時00分~18時00分であれば一般通行可能です(徒歩のみ)
水場情報
ルート上に確認できたのは沢水のみ。
装備
アルコールストーブの燃料注入用で100均のスポイトを使ったが容量が少なすぎて注入に時間がかかりました。
アルコールストーブ自体も風防を付けてあえて風が強いところでテストしましたが、隙間風で影響を受けました…。
ルート詳細
なんと、ここで料金所が登場しました。
ちなみに下山時も確認してくるので、この入山券は帰りまで大切に持っていましょう。
さらにロードが続きます。マイカーなら一番奥の駐車場まで入れます。もちろん入山料は取られますが。
最奥の駐車場からはすでに北アルプスの山並みが見えます。
牧場近辺を周遊するトレイルもあるようで、ピークハント以外でも楽しめそうです。
登山口からほんの少し登ると、まるでアルプスの少女ハイジの世界です。写真の北アルプスは白馬三山ですが、槍・穂高も見えます。
さらに登ります。高山植物が豊富で、イングリッシュガーデンのような登山道が続きます。
展望台を過ぎると、やがて美しい白樺の樹林帯に入ります。道の脇には笹が繁茂しており、足元の視界を遮っています。
紫の花が印象深いマツムシソウがたくさん咲いていました。
標高2,000mを越えると樹林帯を抜けて、気持ちの良い笹の尾根になりました。
根子岳到着。標高2,207m。ガスってますが、本来は展望が抜群のはず。
鬼遊びの庭は巨岩がゴロゴロですが、どれも脇の登山道をトラバースします。
根子岳と四阿山の最低鞍部は気持ちの良さそうな笹原でしたが、生憎のガスと風でした。
鞍部を抜けると、樹林帯に突入し、木の根と笹が茂る、狭くて急な登りが続きます。
樹林帯を登りきって、根子岳を振り返ります。標高は四阿山に僅かに劣りますが、山容は立派です。
四阿山はすぐそこです。中央やや左の三角山がピークです。
四阿山山頂(標高2,354m)は生憎のガスでした。本来なら上州の山々が一望できたはずですが…。ちょっと西に行くと北アルプスも一望できます。
下りは菅平牧場へまっすぐ下ります。
中四阿山あたり。
左から浅間山、高峰高原、湯ノ丸山、烏帽子岳と続きますが、どれも稜線にガスが…。
終盤の樹林帯。ここを抜けて、沢を越えると菅平牧場に出ます。
総括
天気は悪くなかったんですが、ガスがちょうど2000m付近に立ち込めて遠望が効かなかったのが残念でした。
個人的にオススメは根子岳(ねこだけ)です。四阿山方面から見える山容も素晴らしいし、山頂も開けていて良いです。四阿山は山頂が狭いし、360度の展望ではないので、正直根子岳のほうが良かったです。
コースタイムですが、今回山と高原地図を参考にして行ったら、ずいぶん早く登れました。根子岳までの登りで言うと地図コースタイム3時間10分のところ、2時間50分でした結構緩めに書いてあると思うので、ゆったりとした登山が楽しめます。
上田市街からすぐに登れる日本百名山、四阿山。かの深田久弥に「四阿山が無かったら菅平には値打ちがなくなる」と言わしめるだけのことはあります。とてもアクセスが良く、山麓の雰囲気や眺望も最高の山です。今度は是非山頂から北アルプスを眺めてみたいですね。
コメント