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沢登りの記録です。西丹沢の中川川水系大滝沢にあるマスキ嵐沢沢登りの入門やシーズン最初の足慣らしにちょうど良い沢でした。


登山(沢)日程

2018年8月18日(土)日帰り



メンバー

ジョア、TN、YPN(3人)



入渓までのアプローチ

もちろん公共交通利用です。
小田急線新松田駅より、富士急湘南バスにて西丹沢ビジターセンター(旧西丹沢自然教室)行きのバスに乗り、大滝橋バス停下車。そこから林道と登山道を20分~30分ほど歩いて入渓。
帰りは西丹沢ビジターセンターからバスです。


登山形態

日帰り沢登り。稜線に詰めて脱渓後、一応ピーク(箒沢権現山)は踏みました。


ルート

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09時58分 入渓地点→10時41分 入渓→(途中沢筋を間違えています)→14時18分 稜線(実際はもっと鞍部に出ています)→14時47分 権現山山頂→17時25分 西丹沢ビジターセンター
※上図では下山は省略。



遡行図はこちらのガイドブックを参考にしました。




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集計データは入渓から西丹沢ビジターセンターまでのデータになります。

地図、集計データともにジオグラフィカを使用しました。

関連記事:GPSアプリ ジオグラフィカを登山で使ってみた結果…。



水場情報

沢水のみです。飲むかどうかは自己責任ですね。



装備

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沢装備一式(8㎜ 20mロープ1本、ハーネス、確保器、カラビナ5枚、安全環付きカラビナ2枚、120cmスリング4本、60cmスリング1本、160cmロープスリング1本、ネオプレンスパッツ、ネオプレン膝あて、ネオプレン指抜きグローブ)本当は写真右下のフェルトソールの沢足袋(渓流足袋)で登る予定でしたが……。


を沢登りで試用してみました。防水性は問題なかったですが、可も無く不可も無い使い心地です。ただし、脱渓後の濡れた装備を機密性の高い防水ザック内に入れるのは抵抗があるので、そのあたりをどうするか…ですね。外付け要素が欲しいところです。

ちなみに西丹沢はヒルはいないとされ、この沢もいませんでした。しかし念には念を入れて、

を持ってきたのでいつでもヒルを焼殺できる用意はしておきました。



ルート詳細

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大滝橋のバス停から道なりに歩いて入渓点へ。畦ヶ丸への道標をたどれば迷いません。
YPN氏のまさかの遅刻により、40分後のバスに乗り、遅めの入渓となりました。



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ここでアクシデントが発生しました…。なんと沢足袋を家に忘れました。あり得ないことです。しかし今回は簡単だろうと思い、下山用のシューズ(ALTRA ローンピーク)で登ることに…。しかしこの靴、防水ではなく、水はけのよい構造をしているので意外と沢向きでした(笑)。





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えらいのんびりと装備装着してました。まあ初めてなのでじっくりと…。



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序盤は小滝が続きます。脚慣らしにどうぞ。



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明るい渓相です。



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ナメっぽい明るい渓相が続き、いきなりハイライトです。



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第一の核心、2段10mスラブ滝です。先行パーティはロープを出しています。



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2段10mスラブ滝を2段目から見上げています。意外と傾斜があります。フェルトソールなら良さそうですが、トレランシューズの僕はスラブはちょっとひやりとしました。中断のバンドを濡れながらつたってトラバースします。



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しばらく行くと8m滝です。ここが第二の核心です。先行パーティはロープを出しています。
僕らもロープ出した方が良かったかもしれません。ガイド本には水流沿いに登るとありましたが、僕は登るにつれてやや右を行きました。



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8m滝落ち口より。



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6mスラブ状の滝ここは傾斜がたいしたことないので普通に登れます。



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4m滝。


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830m付近の分岐です。一回道を間違えてこの二俣で右に行ってしまいました。水量があるほう(左)が本来のルートです。

ジオグラフィカのGPSにより正しいルートに引き返しました。



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こちらの水が流れている沢に進むのが正しい道です。



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ガイドブックに載っている「顕著な二俣」です。ここを右に進みます。



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5m涸滝です。ここは普通に登れます。



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最後の核心ともいうべき、10mのオーバーハング涸滝です。ガイド本には残地スリングを掴んで登るとりますが、スリングは見当たりません。ハーケンはあります。結構高さがあるうえに、乗り込みで攀じ登らないといけないので、腕力や身長が無い人はロープで引き上げるのが良いかもしれません。



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10m涸滝を落ち口から望む。結構高く感じます。



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ここまで来ると稜線はすぐそこです。



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細い稜線への最後の詰めです。木の根を掴んでザレた足場を登ります。落石に注意。



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今回は一応ピークを踏みました。箒沢権現山です。



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広々した山頂で気持ちが良い場所でした。



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丹沢湖方面が良く見えます。一番向こうには箱根山が見えます。
下山は一般登山道から西沢へ降りて、西丹沢ビジターセンターへ下山しました。ビジターセンター近くのウェルキャンプというキャンプ場で缶ビールを購入しました。最高でした。



総括

今回は初心者二名をひきつれての登山で、なんとも少し無謀なところがありましたが、TNは雪山も登るし、YPN氏はカヌーで激流下りの経験が豊富なので、問題無く登り終えることが出来ました。さすがでしたね。

沢全体としては登れる滝ばかりで、なかなか適度なトレーニング沢でした。行程も短めなのでロープの確保の練習にも良いかもしれません。ただ、大滝が無いので、見どころが少なかったというのが正直な感想です。

今回は沢足袋を忘れるというなめたプレイをしてしまいまして、ALTRAローンピークで登ったんですが、意外と悪くはなかったです。というのもこの靴は通気性が良く、水に濡れても内部に水がたまらないような排水穴が付いているくらいなので、結構沢向きでした(笑)。とはいえ、ソールはトレイル向きですので、丹沢のような沢ではフェルトのほうがフリクションが効くでしょう。でもアクアステルスくらいのフリクションはあったような…。しかし絶対にマネしてはいけませんよ!

マスキ嵐沢は公共交通でのアプローチも良好な沢ですので、次回初心者連れにはお勧めです。



おわり
2018年8月20日

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