ソフトタイベックでヘッドライトのケースを自作。中でヘッドライトを点灯するとランタン代わりにもなる。



作るのに必要なもの

タイベックのソフトタイプシート
◆デュポン









タイベックとは高密度ポリエチレンシートで、薄いながら防水性、透湿性などの性能を持ったシート。建築資材などにも使われている。



ショックコード
コードロック
以上!シンプル。



作り方

円柱状(丸底)のスタッフサックを作るのと同じ。寸法としては円柱の底面として、半径40㎜の円を切り出し、側面は縦170㎜、横250㎜で切り出す。

コードを通すためのスリーブを縫ったら、側面を縫い合わせる。最後に底面パーツと側面パーツを縫い合わせる。

コードを通してコードロックを取り付けたら完成。

めっちゃ省略したけど、お手元のスタッフサック等の作りを参考にして下さい(笑)。ミシン推奨。



ランタンになる!

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ケースとしてヘッドライトを収納できるのはもちろん、このケースの面白いところはランタンにもなるところ。



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タイベックのソフトタイプは非常に薄く、和紙のようになっているので、中で高輝度のヘッドライトを点灯するとやさしく光が広がる。



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絞り口がショックコードなので、ヘッドライト本体に固定が可能。

ただ被せるだけではケースがフワッと取れてしまうけど、コードを絞るとヘッドライトと一体化できるので、で床置きしても吊るしてもOK。



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テント内で吊り下げると、真下しか照らさないビームライトも優しくテント内に拡散される。



市販品との比較

PETZL(ペツル)ノクティライト E093DA00










市販品にはハードケースタイプのものがある。タイベック製はあくまでただの袋なので、ハードタイプと比べると保護性能は無いに等しい。

それでも軽量さと、和紙の提灯のような柔らかみのある灯りが出るのはタイベックならではかと。

なかなかの自信作です。

追記:これを作ったときには知らなかったが、モンベルからクラッシャブルランタンシェードなる製品があるとのこと。素材はタイバックでは無いが、用途は正に一緒だった。パクったわけでは無いんだけど…w



おわり
2018年10月15日
2020年3月10日追記

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