以前、ベアフット系シューズが欲しくてNIKEのフリーランを買った記事を書きましたが、結局ゼロドロップシューズも買ってしまいました(笑)。

現在、フリーランと合わせて通勤等の普段履用(タウンユース)で履いてると、やっぱり具合が良いですね。



ALTRA(アルトラ)“VALI(バリ)”

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踵から着地する「ヒールストライク」を抑え、裸足のような本来の歩き方を実現させるゼロドロップシューズ。僕が普段履き用で選んだのはALTRA (アルトラ)の“バリ”です。

このバリは色使いも大人しく、ロゴも目立たないシンプルなデザインなので色んな服に合わせやすくタウンユースにはピッタリです。

ニット製のアッパーは通気性が良く、足の指の上部分はよく見ると透けています。アッパーの縁は起毛皮素材(スウェード?)で補強されています。

写真でも見てわかるほど、ドロップ差(踵と爪先の高低差)はゼロです。



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タンにはさりげなくアルトラのロゴが樹脂で立体プリントされています。



サイズとフィット感

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上から見るとアルトラの特長であるフットシェイプトゥーボックスの形状がよくわかります。

シンプルなデザインなのでアルトラの他の靴より爪先のが大きい印象です。

サイズは26.0㎝(US8.0)にしました。ちなみに僕はアルトラのローンピークも持っていますが、そちらは26.5㎝(US8.5)です。

26.5㎝と迷いましたが、サイズが無かったため、26.0㎝にしました。スペリオールの26.0㎝を試着したことがあり、アルトラのサイズ感は体感で知っていたので、案の定26.0㎝でも問題はありませんでした。

ちなみにローンピークも購入時に26.0㎝でも良いかな…と思ったんですが登山での使用を考えると少し大きめのほうが安全かなと思い26.5㎝にした次第です。

アルトラシューズは爪先は広いですが、意外と甲の高さと足の真ん中の幅は欧米人向きの作りなので狭いです。

僕のバリのフィット感は、「足先のびのび、甲はピッチリ」です。

バリはニット素材なので、靴紐である程度調整できますが、甲高幅広の人はちゃんと試着しておいたほうが良いかと思います。



用途はウォーキング、ロードランニング、トレーニングなど

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アウトソールパターンはロード向きです。ロードのランニングやウォーキング用です。

山歩きには向かないですね。

僕は完全に普段歩き(通勤含む)で使っています。スカスカのニットアッパーなので、冬は少し足先が冷えますが、雪や雨に濡れなければ問題ないです。靴下は薄手のウールにしてますけど。



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かかとには反射材でアルトラのロゴマークがさりげなくついてます。

夜間のランにも配慮してるのでしょうけど、これだけだと少し心許ない感じがします。



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シューレースの先端は樹脂素材でカバーされてます。ここにもALTRAの文字が。細部へのこだわりを感じます…。

シューレース自体は結ぶと摩擦が効き、ほどけにくさを感じます。ランニングシューズとして使う場合、靴紐のほどけにくさは重要です。主にタウンユース向きモデルとは言え、さすがランニングシューズメーカーです。

僕はまだ真面目なランニングには使っていないのですが、ランニングにも使いたい一品です。



カラーが豊富らしい

僕はレッドにしましたが、ブラック、グレー、グリーン等…色々あります。ただし、日本の正規代理店ではブラックのみのようです。

Amazonや楽天などの各ECサイトに出店しているお店だと個人輸入しているようなので日本未展開のカラーも取り扱ってます。





NIKEのフリーラン(ドロップ差8㎜)と比較すると

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やはりゼロドロップ感はアルトラのバリのほうが上です(当然ですが)。バリを履いて立っていると踵が落ち込んでいる感覚があります。

フリーランのほうがソールが柔らかく、足裏がローリングして推進力を増す感覚があります。走るのであればフリーランのほうが向いていると思います。

バリはゼロドロップ感覚を養うためにウォーキングで履くのが良さそうです。

バリはデザインもかっこいいですし、日常でもゼロドロップシューズを使って歩き方を補正したい…という人にはおすすめの一足です。