僕が考えた最強の花粉対策装備です。
普通にパスファンインダーをに取り付けて走るとバタバタ揺れてしまいますので、少し工夫をしてます。パスファンインダー固定用補助ストラップ(自作品)を取り付けてます。カメラも入れてチェストバッグ重量は約1kgでしたが、快適に走れました。
花粉症歴≒年齢の僕が達した境地
この世に生まれ落ちて三十余年…。それと同じ年月だけ花粉症に苦しめられてきた…。そう、僕は生まれついての花粉症持ちなのです。母親によると、僕は赤ちゃんの頃から春に外でやたらと苦しがって原因不明で泣いていたことがあったらしく、母曰く「いま思えば花粉症だったのかも」。
そんな毎年花粉で苦しめられている僕は、大学生になって不幸にも登山という趣味を持ってしまったのです。
そのころから、花粉との全面戦争が激化の一途を辿ったのは言うまでもありません。
今回はそんな僕が今のところ辿り着いた「対花粉用」装備の理想型をご紹介しましょう。
薬は飲む、マスクもする、それでも鼻水は出る
薬飲めば楽になるよ~とよく言われますが、当然、薬は飲みます。マスクもします。目薬も注します。しかし、それでも花粉が酷いところに行けば鼻水は出るんです!
ということは問題は鼻水対策です。止まらない鼻水。急にポタポタ垂れてくる鼻水。吸っても吸っても溢れてくる鼻水。もう鼻にマスクじゃなくてオムツをつけたい!と思うほどです。
ですが、オムツを鼻につけるわけにはいきませんので、鼻水をかむにはティッシュを使うしかありません。
しかし、鼻水をかむと両手はふさがり、次のティッシュの装填、使用済みティッシュの処理等、多彩なアクションが短時間で求められます。この動作の間にも新たな鼻水が鼻腔内で生成されているのです!
これを登山やアウトドア活動中に行うのはなかなかストレスが溜まります。
素早いティッシュ&リロードアクションを確立せよ!
如何に素早くティッシュを取りだし、鼻をかみ、使用済みティッシュの処理を行うか…。これが快適な花粉症ライフに繋がると思っています。
鼻水は出るものなので、出ることを完全に防ぐことは出来ません。ならば鼻を快適にかむことが出来ればいいじゃないかと。
ウエストポーチでも良いんですが、ウエストより上の方がより鼻までの距離が近いのでより素早いアクションが可能です。
また、チェストバッグのほうが、ウエストポーチと比べて安定感があります。ウエストポーチだとザックのウエストベルトに干渉しますし、ウエストだけの固定なので上下揺れがあります。ウエストポーチは容量が大きいと腰への負担が増大しますが、チェストバッグはショルダーハーネスに取り付けるので腰が楽です。
僕が愛用しているのはPAAGO WORKS (パーゴワークス)のパスファインダー(L)です。このパスファインダー、行動中の素早い荷物の取り出しには定評があります。
花粉症用ポーチとしてパスファインダーを使ってみる
パスファインダーのLサイズの特徴は大容量。ティッシュやら何やらたくさん入ります。それでいてメッシュ等の仕切りも多いため、中身がごちゃごちゃにならず、取り出したいものが素早くスムーズに取り出せます。
これ、本来はマップケースですが、こういうところに使用済みティッシュをまとめることも可能です。汚いですけど(笑)
視認性の高い透明のコンパートメントには目薬を。
実際に装着してトレイルを走ってみた
もちろんウェアは花粉のつきにくいツルッとしたウィンドシェルです。くれぐれも起毛フリースは着ないように…。
普通にパスファンインダーをに取り付けて走るとバタバタ揺れてしまいますので、少し工夫をしてます。パスファンインダー固定用補助ストラップ(自作品)を取り付けてます。カメラも入れてチェストバッグ重量は約1kgでしたが、快適に走れました。
この固定用補助ストラップについてはまた別の記事で書きます。
マスクをしながら走ったので、大量に鼻水は出ませんでしたが、それでも鼻水が出たときはスピーディーに対処出来ました。
朝で冷え込んでいたので、グローブを装着していたんですが、鼻をかむときはグローブを取り外さないとうまくティッシュを扱えません。パスファンインダーを使用すると、煩わしいこの動作も楽に出来ました。
グローブを外す→グローブをパスファンインダーに入れる→ティッシュを取り出す→鼻をかむ→使用済みティッシュもパスファンインダーに入れる→グローブを着ける
全ての動作が胸元で完結するのです。パスファインダーは収納力が高いので全て物の出し入れをひとつのバッグで済ませることが出来ます。
従来だと…ティッシュはポケットから取り出して、グローブはわきに挟み、使用済みティッシュは反対のポケットに入れようとしたらもうパンパン…なんてこともありました。それに比べるとかなりストレスが軽減されているのは間違いありません。
すぐ取り出せることのメリット
すぐに必要なものが取り出せることは、ストレスが少ないということです。すぐ取り出したいものはカメラだったり、行動食だったり、飲み物だったり、地図だったりします。
もともとパスファインダーはそういう要望を叶えるためのプロダクトです。
花粉症の人間の場合、すぐ取り出したいものはティッシュです。そして使用済みティッシュも同時にストックしたい…と思います。パスファインダーはそんなニッチな要望にも応えてくれました。
「すぐ取り出せる」ということ、それはストレスの軽減のみならず、精神的な余裕が生まれることで、メンタルに起因する様々なリスクの軽減にも繋がるかもしれませんね。
コメント
コメント一覧 (6)
ううっ上級テクですね…。精進します…。
手鼻。
もしくは吸って口から出すっ!
普通に鼻洗ワセリン、鼻栓でだめ?
手鼻…鼻が痛くなりそうで…ちょっとだけなら良いかもしれませんが基本的には嫌ですね(笑)
鼻栓ワセリンは普通に不快感が勝りそうです(笑)
コメントありがとうございます。こんなものでも参考にしていただけたら幸いです!