登山好きな山男…。一見すると結婚相手としては敬遠されそうですが、結婚相手としては実は非常にお手頃で有能なのですよ。



「山男にゃ惚れるなよ」

tozan_sounan
歌で「娘さん山男に惚れるなよ」というフレーズもあります。これは「山男は山ですぐ死ぬから結婚するもんじゃないぞ」というなかなかぶっ飛んだ歌詞なんですが、実際にある歌謡曲です。それくらい、山男は結婚不適合者という印象を持つ人も少なくないと思います。

実際、
  • 山男は暇さえあればすぐに山に行きたがるし、
  • 晴れてれば山に行きたいと思ってるし、
  • 山道具にアホみたいにお金をかけますし、
  • 何より山で危険な目に合うかもしれません。
万が一のことがあれば、残された家族は大変な思いをすることになります…。それは事実です。



山男と結婚するメリットとは

しかし、僕は「登山は危険だから山男と結婚するのはダメだ!」と決めるのはちょっと早急というか、少し古い考えのように思います。

「登山」と一言で言っても、活動のジャンルは多岐に渡ります。岩壁や氷壁をよじ登るクライミングも、雪山を滑走する山スキーも広義では「登山」の範疇に入りますし、ただ文字通り山を歩くだけの日帰りハイキングも「登山」の範疇に入ります。結婚して家庭を持ったら、なるべく安全な活動にシフトしてもらえば良い話です。

またそれに伴い、高価な山道具も結婚後は買うのを控えてもらえば良いわけです。

危険度が高い山行(当然どんな簡単な山であれ、登山である以上は一定の危険をはらみますが…)と高価な山道具にさえ手を出さなければ、山男と結婚するメリットはかなりあると僕は思うのです!

もちろん、夫婦二人の趣味が登山ならば、一緒に趣味を楽しめるという理由もありますが、そうでない場合でもメリットがあります。



山男は生活力がある

山男と結婚するメリットとしてまず、「生活力の高さ」が挙げられます。生活力の低い男性は一緒に生活していて嫌ですよね?山男なら安心です。

まず、山男は自炊が出来ます。これは山では自分でご飯を作らないといけないのだから当然です。それなりの訓練を受けている山男なら鍋で米を炊くことなんて造作もありません。

山男は片付けが出来ます。家の山道具の整頓はもちろん、テント内やザックの中がちゃんと整理されていないと物を無くしてしまいます。山で物を紛失することは、ときに甚大な被害をもたらします。よく修練された山男ならば片付けも得意でしょう。

山男は自分で洗濯することを全く厭いません。山のウェアは使えば汚れますし、洗濯・メンテナンスが必須です。それを怠るなんて有り得ませんので、山男にとって洗濯して干すということは、ごくごく普通のルーティーンなのです。

山男は健康面にも気を使います。これはアスリート的な発想ですね。体重の増加や体調の変化は山でのパフォーマンスに影響しますので、普段から何かと気にしている山男は多いと思います。また、タバコも肺活量に悪影響なので、今時の山男なら吸っている人間は少なく、タバコ嫌いの女性も安心です。



山男はリスク管理の癖がある

これらの生活力の高さは、山男は「人に任せっきり」を好まないというところから来ています。

かの新田次郎の山岳小説『孤高の人』でも、加藤文太郎の山の準備を妻の花子が手伝おうと申し出たら、断るシーンがあります。普通、昭和の男性なら出張や外出の準備も全部妻にやらせるようなイメージですが、山男は違います!


孤高の人(上)
新田次郎
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この理由は、山では何事も自分で把握して、リスクを管理するからです。そのため、山では常に個の自立と自律が求められます。

いざとなったら自分のことは自分で何でもやらないといけないし、人に任せきりなわけにはいきません。そのために常に色々なリスクに対してアンテナを張っているのです。それが習性化し、生活面においても自分で出来ることはなるべく自分でやらないと落ち着かないのです。

また、登山とはどんな簡単なものであれ、一定のリスクをはらんでいます。ですから、登山をこなせる人間はある意味とても慎重で思慮深い性格と言えるでしょう。難度の高い山をやっている人ほど、慎重で物事を深く多角的に見る能力があると思います。(必ずしも皆そうではないですが)

このような慎重にリスクを見極める性格も、私生活においても役に立つに違いありません!



趣味を持つパートナーのほうが良い

結婚後、熟年になっても夫に家でダラダラと過ごされるのもストレスだという話はよく聞きます。

元山男ならば、山に行かせりゃいいわけですね。ハイキング程度の山ならば(遭難さえしなければ)ゴルフなんかよりもよっぽど安上がりで、交通費とお握り3個くらいのお昼ご飯代しかかかりません。

若い夫婦でも、子供とハイキングやキャンプに行けるのも山を趣味にしている人間ならではのメリットです。

また、夫婦の片方が運動に興味が無い場合でも、歳を重ねたときに健康のために運動をしたくなったときが来るかもしれません。そんなときは登山やハイキングはとてもお手頃な運動兼趣味となるでしょう。現に、中高年登山者はそんな理由で登山を始めた人ばかりです。そんなとき自分のパートナーが元山ヤなら便利この上ないですね!



結婚するなら「元」山男?

とまあ、僕の独断と偏見で冗談混じり書きましたが、あながち間違いでは無いと思ってます。そしてこれらの能力があれば、必ずやテキパキと家事、子育てが出来る夫となることでしょう!(多分)。夫婦で協力し合うのが当たり前の今のご時世、山男は非常に優秀なんです。

しかし!これは冒頭に述べた通り、自分自身で登山への欲求を停止することが出来た場合です。でも本物の山男なら家族を振り払ってでも山に行くかもしれませんね…。

うーん…やっぱり「本物の山男」とは結婚すべきではないのかもしれません(笑)。結婚するなら…「元」山男くらいが良いのかもしれません(笑)。



おわり
2019年4月5日

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