PaaGo WORKS (パーゴワークス)のパスファインダー(旧モデル)を胸元で固定するために、ザックと繋げるストラップを自作しました。



重心を高く出来る“胸装着”

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このように胸に装着することで、重心が上に来るので実はとても安定感があります。「前でも背負っている」感がすごいです。

しかし弱点はブラブラ前後ろに揺れてしまうところでした。振り子状になったパスファインダーがみぞおちにヒットしてしまいます…(笑)。

通常、パスファインダーはウエストベルトで固定しますので前後にブラブラはしません。しかしこの固定方法だとパスファインダー本体下部の固定が出来ません。



ザックの側面とパスファインダーを連結

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ならばパスファインダー本体下部をガッチリ固定するためのストラップを作れば良いのでは…。

そうして編み出したのが、このストラップです。



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ザックのショックコードを通すと思われるループにショックコード作ったループを取り付け、おもちゃカラビナとコードロックを付けただけです。簡単です。

ザックにこのようなアタッチメントがない場合はコンプレッションベルトに通しても良いと思います。







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カラビナをパスファインダーのサイドに配置された多目的なループに通して、ショックコードを引っ張り、コードロックで止めると…完成です。

最初はショックコードじゃなくてただの細引きにしましたが、ショックコードのほうが適度な弾性があり、身体の動きによく馴染みます。



走っても揺れはほとんどなし!

現在、アップダウンのほとんどないトレイルでランニングしてテストをしています。パスファインダーにはコンパクトデジタルカメラを入れてるので、総重量はおよそ1kgです。ザック重量はおよそ4kgです。

毎回5km以上走っていますが、走っているうちに、胸元のパスファインダーの存在が全く気にならなくなるので、ストレスはありません。

ほぼ走りオンリーのトレイルランニングで使うのは無理があるかもしれませんが、ファストパッキングならば十分に使う価値はありそうです。

「前でも背負え」ここに完成です。ただし、パスファインダーに荷物を詰めすぎると足元が見えにくくなるので、岩場等、足元に留意しなければならない道では要注意です。

ちなみにパーゴワークスのパスファインダーは2019年春にモデルチェンジをしています。機能はそのままにさらに便利でかっこよくアップデートしてますので、要チェックです。



おわり
2019年3月22日

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