もう10年程使用している3シーズン用シュラフ(寝袋)ですが、僕は積雪期でも使うこともあります。



イスカのエア450

20190330112916_IMG_0006
夏用シュラフもイスカなら、3シーズン用も当然イスカを愛用しています。

ところでイスカのアルファベットの綴りなんですが、僕は長い間“ISKA”だと思ってました。正解は“ISUKA”であると気づいたのは本記事を書こうと思ったときなので、10年以上勘違いしてました…。えっ?どうでもいいですか(笑)

さて、こちらは-6℃まで対応の3シーズンモデルです。3シーズンとは春夏秋です。僕の理解の中では、山に雪が降らなくなった春~雪が降る前の秋まで対応していると思っています。北アルプスで言えば6月~9月くらいでしょう。



3月の谷川岳でも快適な雪上テント泊が出来た

20190330112849_IMG_0004
実際どのくらいまでの時期、どれくらいの山域まで対応できるのか…僕の経験では3月の谷川岳エリアでも使えました。3月の谷川岳というとなかなか雪深く、天候が崩れれば降雪があり、厳冬とまでは言いませんがまだ冬山です。

イスカの営業さんに3月の谷川岳でも使えましたと言ったら、ちょっと驚かれていました(笑)。やはり積雪期は想定外のようですので、あくまで参考までということで…。

ちなみに僕の体感では5月の雪深い北アルプス、南アルプスでの使用にも耐えられます。最低気温が-6℃を下回らなければなんとかなっています。



20190330112904_IMG_0005
とは言え、雪上のテントは冷えるので、実はダウンジャケットとダウンパンツは併用しています。しかしそれさえあれば申し分ない暖かさとなります。高品質ダウンが良く膨らむので、夏の無雪期だけで使うのはオーバースペックな気さえしてきます。



特に問題も無く、10年以上使用

20190330113044_IMG_0009
2008年頃、前に使っていたシュラフがニュージーランドで盗難にあってしまったため、帰国後買ったのがこのシュラフでした。以降、10年以上使っています。

何度か丸洗いもしましたが、それでも乾燥させればよく膨らみ、羽抜けも少ないように思います。

強いて経年による劣化をあげると、口のドローコードのゴム紐がゆるゆるになっており、コードロックもバカになってしまったところです。コードロックは自分で交換しています。

僕はここのコードロックは極めて重要だと思っていて、しっかりと締めて隙間を作らないことが暖気を逃がさないためには必要です。コードロックが緩むようでは、寝ている間に隙間が出来てきて、暖気が逃げて寒気が侵入してきてしまいます。そこさえしっかりしていれば保温力はとてもある良いシュラフです。



現行モデルのエア450Xはさらに軽量化されている

20190330113454_IMG_0012
スタッフバッグに収納するとコンパクトではありますが、夏用としては結構でかいです。2リットルペットボトルくらいのサイズがあります。



20190330113607_IMG_0014
スタッフバッグ込の重量は904gとなかなかの1㎏近いですが、現行モデルのAir 450Xは800g台と軽量化されています(対応温度、ダウン量は同じ)。




正直、厳冬期用のシュラフは重くてかさばるので、残雪シーズンならば、エア450を選択しています。汎用性が高いので永く使えるギアの一つです。



おわり
2019年3月31日

このブログが面白いと思ったら↓クリックお願いします!

にほんブログ村

登山・キャンプランキング