知っている人は多いと思いますが、ダクトテープはガムテープみたいなやつです。もし知らない人はちょっと読んでみても損は無いよ。



ダクトテープとは?

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最近ネタが尽き気味なので、またエマージェンシーシリーズである…。今回はダクトテープ。

ダクトというくらいなので、もともとは空調管(ダクト)の補修用として使われるものだ。が、実際市販のダクトテープはダクト修理には適してないらしい(Wikipedia調べ)。


基本的に山やアウトドアでテープの類いは緊急時にとても活躍する。ガムテープとライターとナイフさえあれば大抵のサバイバル行為は可能であると言っても過言ではない(過言かもしれない)。ガムテープでもいいが、ダクトテープのほうが強力粘着でおすすめ。




ダクトテープの用途

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用途は色々ある。まずウェアの補修である。雨具などを引き裂いて穴が開いてしまった場合、ダクトテープをべたっと貼っておけば十分一時しのぎにはなる。テントも同様にこれで雨漏りもシャットアウト。

繊維類の補修だけではない。靴のアウトソール剥がれの応急補修にも使える。登山靴は経年劣化で突然アウトソール(靴底)が剥がれてしまうことがある。これが登山中に起きてしまったらベロンベロンしてまともに歩けなくなる。そんなベロンベロンの靴を足の甲からダクトテープでグルグル巻きにすると、とりあえず応急処置は出来る。細引き(細いロープ)で巻くより圧倒的にやりやすい。

テント本体のみならず、テントポールの補修にも使える。ポールの折れた箇所に補修用の短いポールを遠し、補修ポールと元のポールの継ぎ目をダクトテープでグルグル巻きにすれば完璧だ。最悪、補修用ポールが無くても木の枝を副え木のようにしてグルグルに巻けば応急処置にはなるだろう。

医療用テープなどを持っていない場合、人体にも使える。副え木の固定、テーピング、傷の止血等にも使えるかもしれない。(衛生的には?)

メインの用途では無いが、ガムテープ同様に着火材にもなる。

とにかく、おおよそ「くっつける」「ふさぐ」といった作業には使える。短手方向に引き裂けば素手で簡単に切ることが可能。とにかくめちゃくちゃ万能なアイテムなのだ。



どうやって持っていくか

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ガムテープの場合、何かに巻いている人が多い。省スペースにはなるが、巻く場合は長さが限られてしまう。かといってガムテ一個だと芯があるので嵩張る。

ダクトテープは芯がなく、コンパクトで沢山使えるのだ。これならエマージェンシーキットの中に直接入れておいても苦にならない。

山好きの皆さんには釈迦に説法かもしれないが、万が一知らなかったという方にはおすすめの一品である。安価なものだし、登山用品店やキャンプ用品店で買える、と思う。

繰り返すが、ダクトテープとナイフとライター(マッチ)があればアウトドアでは最低限のことはこなせる。




おわり
2019年9月6日

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