ヘッドランプ新調のため、ブラックダイヤモンドのスポットライト160を購入。インプレッション&レビュー。



ヘッドランプを久しぶりに新調

今まで使っていたヘッドランプに破損など不調が次々と発覚してしまった。登山をする上で必須装備のヘッドランプなので、このまま万全でないものを使い続けることはリスキー…。

さらに、夜のランニングでもガンガン使っていきたいので買い換え待った無しの僕なのであった。

ヘッドランプ破損の経緯とリスクの話は以下の記事参照。




最近のヘッドランプのパワーインフレがヤバい

どんなヘッドランプを新調したかという話の前に、「最近のヘッドランプの明るさは半端ない」ということをお伝えしたい。ドラゴンボールの魔神ブウ編くらいパワーインフレがヤバい。


ヘッドランプの明るさは「ルーメン」という単位であらわされる。ルーメンは「光束」とも言う。文字通り光の束として捉えたとき、その大きさをあらわす。要するに、ルーメンが大きければヘッドランプは明るい

そのルーメンの数値がインフレを起こしているのだ。僕が山を始めたころの2006年くらいは30ルーメンくらいが普通だった。どんなにハイパワーでも100ルーメンの時代である。しかし!今はなんと300ルーメンくらいのモデルがスタンダードなのだから驚きだ!「…まるで超サイヤ人のバーゲンセールだな…」


LEDの技術革新が多分スゴい

この15年ほどで、登山用品はデザイン面では大きく進歩したように思えるが、防水透湿素材や、耐久素材なんかはたいして変わっていない。もちろん新素材は続々と出ているが、快適性のほとんどはデザインの改良の気がする。

そんな中、ヘッドランプだけは明らかなイノベーションが起きている。LEDの性能が飛躍的に向上したのだろう。この話は地味であまり話題にならない気がするが、とてもスゴいことだと思う。

最近初めてヘッドランプを購入した人は、このインフレに気づかないかもしれないが、僕は結構滅多打ちにされた。何せ僕の持っている当時最高の性能を誇るヘッドランプでも100ルーメンなのだ。買った当初は「どうだ、明るくなったろう!」とドヤっていたものだ…(笑)。


明るさよりも軽量コンパクトで重視でチョイス

こんな僕なので、ヘッドランプに求める明るさのハードルは低く、「もう100ルーメン越えてれば何でもいいや」という具合である。

そうなると重視したいのは軽量コンパクトなことだ。あとお金は無いのでなるべくお値段安いことだ。



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選んだのはブラックダイヤモンドスポットライト160である。



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こいつはスポットというモデルのコンパクト版という位置付けで、単4電池×2込みで54gと、とにかく軽い。僕が今まで持っていたものは100gくらいなので半分だ。

軽いと何が良いって、ランニングなどの激しい動きをひてもも頭からずれにくい。もちろんわずかだが荷物の軽量化にもなる。それなのに明るさは160ルーメンもあるのだ!!日帰りや明け方に使うくらいならこれで十分やで!!




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バンドも光を反射するロゴが入っており、通気性がよさそうな穴があり、本当に細部まで進化している。



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ブラックダイヤモンドのヘッドランプの良いところは、ボディがラバーで覆われているところだ。プラスチックだとスイッチ回りが割れる心配がある。また手が滑りにくいので咄嗟の動作でも落としにくい。

僕はオタクなので色は本当はブラックのほうがかっこよかったが、視認性の良いオレンジにした。緊急時、暗くなってからだとブラックは探しにくいのだ…。



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バッテリーは単4電池2本なので「持ち」はそこそこだが、光量調節が効くので電池消耗は抑えられる。乾電池だと予備バッテリーを調達しやすいので安心。

バッテリー寿命は高照度160ルーメンで2時間、中照度80ルーメンで14時間、低照度6ルーメンで60時間とのこと。

そして何より安い!ここまで高性能でありながら、圧倒的にコストパフォーマンスが良い。まあ正直それが決め手だね(笑)。



Black Diamond(ブラックダイヤモンド) スポットライト160 ダークオリーブ BD81059 160ルーメン
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おわり
2019年9月17日

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