ワークマンのメリノウールについてブログを書いたら、なんとワークマンの中の人から直接メールをいただき、お話をお伺いできた!!
反響がありすぎたのか、なんとワークマンの通販部の方から直接メールをいただいた!
A.「60%」
ワークマンからメールが!!
9月24日にワークマンのメリノウールソックスについて記事を公開して、結構反響があった。反響がありすぎたのか、なんとワークマンの通販部の方から直接メールをいただいた!
メールが来たのは翌25日、丁寧なメールの内容は「非常に貴重な情報」「確認したい点があれば知らせてほしい」という、とても有り難い内容だった。「お、これはワークマンアンバサダーワンチャンあるで!?」などと調子に乗りつつ、早速返信。不躾にも遠慮無く質問をぶつけてみた。
ところが…。返信が来ない。まあ2~3日来ないのは仕方ない。僕もメーカーの営業マン時代はお客さんからの問い合わせをもらって、それを開発部や技術部に投げてたら返答までは時間がかかったものだ。
しかし、一週間が過ぎ、二週間が過ぎた…。あーこれはもう流されてしまったか…。メーカーから直接メールが来て、「俺はインフルエンサー??」と浮かれはしたものの、所詮僕はイチユーザー、まともには相手してくれないのか…?
メールには良い意味で期待を裏切る質問の回答が!
と思っていたら10月15日、メール来ました(笑)。丁寧な謝罪文から始まるメールには手違いで「返信出来ていなかった」旨が…(笑)。いやぁ、ありがとうございます。見捨てられたかと思ってたよ…。
思いっきりぶつけた4つの質問にも回答してもらっており、それは良い意味で僕の期待を裏切ってくれた。回答内容もブログで公開OKということなので、書かせていただく。
Q.1 メリノウール原産国は?
A.「オーストラリア」
お安いのでどこのメリノウールを使っているのか?と疑問に思って投げ掛けた質問。とても信頼できるオーストラリア産とのこと。
メリノウールといえばニュージーランドが有名だが、お隣のオーストラリアも世界最大の羊毛生産国。中国産とかではなかった!(笑)。
Q.2 メリノウールの等級は?
A.「エクストラファインメリノ」
エクストラファインメリノといえば、十分高級なメリノウール!これには驚いた。
メリノウールには等級があり、繊維の細さによって別れている。一番はスーパーエクストラファイン、その次がエクストラファイン、そして、ファインメリノと続く。正直、ファインメリノくらいなのかな~と思っていたが…。某海外アウトドアウール製品と同じ、エクストラファインとは、恐れ入った。
Q.3 ウール混紡率は?
A.「60%」
ウールソックスには伸縮性を持たせるためにウール以外に化学繊維(ポリエステルなど)も混紡されている。これはどんなブランドでも同じだ。シャツはウール100%なので、ソックスもそうだろうというのは誤解である。
そして、ワークマンメリノソックスのウール混紡率は60%とのこと。これはス○ートウールとほぼ同じなのだ!
値段が安すぎるあまり、僕はウール混紡率は低いんじゃないかと疑っていた!申し訳ありません!
Q.4 その他コストダウンの秘訣は?
A.「他製品を含む大量発注によりトータルコストを下げている」
メリノソックス単体だけでなく、様々な製品を日々大量に工場に発注し、トータルコストを下げることで、驚異の価格を実現しているという。
うーん、まさに多種多様の製品を取り扱うワークマンの生産力と販売力ならでは…。そして企業努力…。アウトドア用品だとやはりロットが少ないので、製造コストが上がる。ワークマンは店舗も多いので、とにかく量を作って安くできたということか…。
あとこれは僕が気付いたことだが、サイズがワンサイズで24.5~27.0に対応している。細かくサイズ分けしないのもコスト削減になったのだろう。
ワークマンメリノに死角無し!?
しかし、実際は品質には妥協は無く、ただただワークマン流の大量発注大量生産でコストダウンを実現してたのだった…!ワークマンさん、疑って申し訳ありませんでした…!!
ちなみにこのソックスを買ってから1ヶ月ほど履いているが、とても具合が良い。品質が良いことがわかって、ますます納得の履き心地だ。売り切れる前に冬に向けてもう何足か買い足しに行こうと思う。
最後にワークマンにリクエスト
そして最後にリクエスト。このメリノウールで薄手のグローブを作ってくれませんか!?いわゆるインナーグローブです。インナーグローブは冬山はもちろん、春も夏も秋も多用途に使える。
これ安くできたらアホみたいに売れると思いますし、消耗品なのでアホみたいに買います。ご検討お願いします!
コメント