最新モデルじゃないけどHOMEのクリフトン5を手に入れた。このシューズブランドは好みが別れるけど、僕はカッコいいから好きなのだ(笑)。カッコいいことって一番走るモチベーションになると思う。


“ホカオネ”に憧れて

初めに断っておくが、ホカオネオネ(略してホカオネ)のシューズは万人受けしないのを僕は知っている。クッションがすごいので、苦手な人は苦手というわけだ。
ここではシューズのソール形状やクッションなどが走りに及ぼす影響とかはあまり議論したくない。というか素人なので知らんなので、ランニング素人がホカオネかよ…とかいう意見は受け付けないw

そういう前提も考慮しつつ、ホカオネの代表的ランニングシューズ、クリフトン5の使用感を書いていく次第。

僕がホカオネに憧れ始めたのはNHKのグレートレースという番組(トルデジアンの回だったか?)で優勝者が履いていたのを見たのがきっかけだったような、じゃなかったような…。

まあとにかく、ホカオネオネ、名前もインパクトがあるが、デザインもインパクトがあり、カッコいいなとずっと思っていたのだ。

最近ではオシャレアイテムとしてファッション誌にも取り上げられているしw





クッション性の高いロードシューズ

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とはいえ、僕はそんなにたくさん走らないから、トレイルシューズはALTRA (アルトラ)ローンピークをチョイスし、それで山に行ったりロードを走ったりしていた。その後、NIKEフリーランも買ってロード用にして走ってみたが、ローンピークで走るほうが気持ちいいので、ついついローンピークでロードも走るようになっていた。

しかし、ロードにはロード用の靴を使用し、トレイルはローンピークを使用したほうがシューズの寿命が延びると思い、ローンピークの代わりとなるロードシューズを探し始めてた。

ローンピークはクッションが高めなので、同じアルトラで高クッションモデルのトーリンなんかが良いかなと思ったけど、ちょっとデザインがイマイチ。あとロードはゼロドロップじゃなくていいかな~と。そこで候補の筆頭がホカオネであった。



クッション性が高すぎることへの不安感

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クッション性が高すぎるとスピードが出にくかったり、足の裏や腱が鍛えられなかったり、足裏感覚がわからずフォームが崩れたり…と色々な説があるのは聞いていたので不安感はあった。

確かに、厚底なので着地のときに足がずれると足首を捻り気味になる。ふわふわしすぎて、自分の足で地面を蹴り出す感覚に欠ける、とは思う。

つまり、初心者や膝を痛めやすい人にとって楽に走れる靴が厚底のクッション有りシューズなのかもしれない。目先の快楽よりも薄いソールで脚を鍛えよ!というのが正しいのかもしれない…。ワラーチランのように…。

何より、ソールの薄い靴を履いているほうが玄人感あるので、そこに対しての憧れは正直ある。「マックスクッション系は苦手っすね…薄めのソールのほうが自分は走りやすいっす…」とかすごい言ってみたいw

でも僕はローンピークでクッション有りに慣れてしまっているし、ランニングガチ勢じゃないので、目先の快楽を追いかけることにしたったwww



大事なのは「走ろうとする意思」だと思っている…

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色々と書いたが、結局購入の一番の決め手はデザインかな(笑)。カッコいいと思ったから買った。後悔はしていない。

僕レベルのランナーとも言えないくらいのド素人にとって、道具で差が出ることなんて無い…と思っているし、道具のせいにしたくない。これ、山道具でも言えるけど、カッコいい道具を使うと、行動の原動力になる。道具の役割ってそんなもんでいいんじゃないかな?

シューズによって速さとかフォームとか着地とか色々あるけども…僕は「走力」だけを求めていない。「走力」だけ求めていると人は近道をしたがるものだ…。一番大事なのは「走ろうとする意思」だと思っている…。走ろうとする意思さえあれば、たとえ今は鈍足でもいつかは速くなるだろう?違うかい?

異論はあるだろうけど、走る意思を持ち続けられるのはカッコいいシューズがあってこそだと、僕は思うのだ。



クリフトンのサイズ感と外観

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で、ここからようやくレビューになるわけだが(笑)、まずはサイズ感から。実測25㎝の僕の足のサイズで26.5㎝をチョイス。26と悩んだが幅が狭い気がしたのでワンサイズさらに上にした。ちなみに僕はローンピークも26.5㎝だ。

履いて立ってると、やや幅が狭く感じるし、土踏まずのアーチの反りが強すぎて、押されているように感覚になる。ところがどっこい、走っているとこのような違和感は全く無い(後述)。

外観はシンプルなデザインがかっこいい。難点を挙げるとしたらシュータンが短くて履くとき中に入りやすい。あと靴ひも短い。

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アウトソールは申し訳ない程度に厚底のミッドソールに付いているのみ…。黒いところがアウトソールだ。軽量化のため、ミッドソールがアウトソールを兼用しているので、磨り減りは結構やばいらしいw



実際に走ってみると、翔べる!

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実際にかれこれ30㎞分くらいは走ってみた。

翔べるね。(個人の感想です)

普通に立っていると締め付け感や、土踏まずの圧迫感が気になってくるんだけど、走っていると全く気にならない。クッション性は着地衝撃を軽減し、フワフワで気持ち良いし、反発力もあるので跳ねるように走れる。これはクセになる。

ジョグでゆるっと6分/㎞で走っても良いし、加速も良く「グンッ!!」と効果音を付けたくなるくらい。ゼロドロップのローンピークやNIKEのフリーランは蹴り出す力は自分にゆだねられているけど、クリフトンはブースター搭載って感じ。これがメタロッカーテクノロジーか…!

 

まさにHOKA ONE ONE の意味、マオリ語の「翔ぶように走ろう」を体現している。翔べる。

しかし…厚底なので着地とかフォームを考え始めるとこれでいいのか?と走り方がよくわからなくなってくるので、特に何も考えずにクッション性と反発力に身を任せて走るのが良さそう。

HOKAシューズを検討している人はご参考に。




おわり
2019年11月14日

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