驚異の防臭素材BOSをご存知だろうか?この素材を使用した袋は山でのトイレ時に使える…かも?


赤ちゃんのオムツを入れる防臭袋

最近全然山に登らないのに、山のことを無理やり書こうとしてる記事が多いけど、許して…。

山にあんまり行けないのは子育て中だからなのだが、そのおかげで増えた知識も多い。たとえば僕は子育てをするまでこんな袋があることを知らなかった。

驚異の防臭素材BOSである。




山のし尿処理に使えるんじゃないか?

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BOS(ボス)とは医療用に開発された防臭素材で、主に赤ちゃんのうんちやオムツを処理する袋に使われている。西松屋などで売っている。

これがなかなかの防臭力で、本当に臭わないのだ。赤ん坊のうんこは離乳食を食べ始めたらもう完全に大人と同じ臭さになる。この袋は我が子のそれを見事に封じ込めてくれている。


これを応用して山で使えばどうだろうか?というのが今回の試み。

よくよく調べてみるとBOSのラインナップに既に非常用トイレ(携帯トイレ)があった。結構コスパ良さそう。


さらに見てみると山ガール向けエチケット袋もあった。生理用品の処理用のようだ。女性は本当に大変。


驚異の防臭袋 BOS (ボス) ★ストライプパッケージ/ラベンダー★SSサイズ200枚入 赤ちゃん用 おむつ ・ ペット うんち ・ 生ゴミ ・ サニタリー などの処理に
​Amazonより





汚物が付いた紙の持ち帰りに

色々なラインナップがあるなか、山でどう使おうかというところだが、僕は主にトイレットペーパー持ち帰り用にしたいと思う。

本当は出したもの全てを携帯トイレに入れて持ち帰ったほうが良い。だが実態として野に還してしまう人が多いことだろう。百歩譲ってう○こは山に還るとしよう。しかしトイレットペーパーの分解には非常に時間がかかる。実際、山小屋のバイオトイレでもペーパーの分解は負荷が高いので、便器には捨てず、別途箱に入れなければならない。

かつて北海道の大雪山系に行ったとき、避難小屋にトイレはあれども全て紙は持ち帰り制だった。バイオトイレの負荷軽減のためだ。そのときはジップロックで厳重に密閉して持ち歩いたものだ。

僕は普段紙はその場で燃やして野に還していた。が、やはり燃え切らない湿った部分が分解されずに残るし、燃やすという手法自体、山火事のリスクもあるので最善とは言い難い。



トイレセットの中に数枚忍ばせる

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​「おむつが臭わない袋」のSサイズでこのくらいの大きさ

というわけで、雪の雷鳥沢キャンプ場(立山)などの絶対に携帯トイレが無いとアカン場合は別として、無雪期は最低限、紙だけは持ち帰ろうというスタイルをとることにした。

山でエマージェンシーな事態、つまり雉撃ちを済ませたらペーパーはここの中にいれて、最後に念のためジップロックで閉めれば破損の心配もない。下山後は燃えるゴミで捨てられる。

この袋の中に猫のトイレ用の砂など、水分を凝固させる物質を入れて自作携帯トイレを作っちゃうのもありかもしれない。僕はそこまでハードコアな人体実験をやるモチベーションが無いが…w



おわり
2019年11月26日

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