2020年令和2年最新版、僕のファーストエイドキットの中身を更新。
ファーストエイドキットの定期更新
ファーストエイドキットは定期的に更新することにしている。単に山でのアレコレを想像して道具に触ること自体が楽しいという理由もあるが、やはりいざというとき、ちゃんと使えるようにするためだ。
薬の使用期限確認や、テープ類の劣化確認、消耗品の追加、よく使うものを追加、不必要なものの取り出しなど…。
いざというとき、使いやすいものになっているかどうかをチェック。
今回はまず、ケースを刷新。無印良品の「自立するポーチ」を採用。取り出しやすい形。透明なので外から中身が一目瞭然だし、中を漁るときも光が入って見やすい。耐水性も高い。
中身はだいたいこんな感じ。
ガーゼ
止血や傷口の保護に。滅菌されているので常に未開封のものを。
三角巾
患部の固定、包帯の代わり。多目的に使える。
絆創膏各種
小さいものから大きいものまで。一番出番が多いので、切らさないようにしている。
靴ずれ用のパッド入りのやつは特に重宝する。外観からだと通常の絆創膏と見分けがつきにくいので「くつずれ」と書いてある(笑)。
ステリストリップ
切り傷、刺し傷、手術後の傷を閉鎖、固定するための滅菌済み医療用テープ。パックリ開いてしまうような切り傷などの応急処置に有効だと思って用意したが、果たしてうまく使えるかどうか…。
ニューハレ 応急テープ
ロールタイプのキネシオテープ(伸縮テープ)もあるが、こういう簡易的なものがあると早くて便利。
キネシオテープ(伸縮テープ)
幅40㎜くらい。主に膝のサポート。そのままだと嵩張るので芯を抜いてエラスティックバンドで縛っている。
非伸縮性テープ
ガーゼの固定、テーピングのアンカーなど多用途に。本当は一番太いものを持っていくほうが良い…。
各種錠剤
周りで用を出せるような環境じゃないとき、どうしてもお腹が痛い時に、ストッパ下痢止め。用法要領は守って貼っておく。
風邪薬と痛み止め。わかるように書いておく。使用期限はパッケージに直接書いてある。
錠剤系はピルケースに入れておかないと潰れて中身が出てしまうことがある。
ライター、毛抜き、安全ピン
熱消毒用のライター。毛抜き、ピンセットは刺抜きや傷口の異物除去に。安全ピンは各種固定から刺抜きまで幅広く。
水洗浄用穴あきペットボトル蓋
穴を開けた蓋をペットボトルにつけて水をピューッと出して傷口を洗浄するやつ。
最近はマキロンなどの消毒薬よりも、まずは清潔な水で洗浄することが大事と言われている。これと合わせて非常用の水(ペットボトル未開封)も併せて用意したい。
ハサミ
色々悩んだハサミ。結局フルサイズのものを買ってしまった。当然だがマルチツールに付いているハサミより格段に便利で使いやすい。
というかマルチツールのハサミなんて緊急時に慌てていたり、怪我をしている中でちゃんと使えるのか疑問なレベルで使いにくい。
だったらちゃんとしたものがあったほうが良いかと思い、医療タイプを買った。曲がっているため、使いやすく、力を入れやすい。衣類を切る際も肌を傷つけない形になっている。刃もギザギザがついているので硬めの繊維も切りやすい。
余談 ポイズンリムーバーについて
以前はポイズンリムーバー、いわゆる毒吸引器をファーストエイドに入れていたが、最近は入れていない。
というのも、蜂などに刺された場合、医学的にはポイズンリムーバーでの処置が有効という明確なエビデンスが無いらしいのだ。もちろん、個人の感想で症状が軽くなったという声はよく聞くし、毒抜きを推奨している文章もよく見る。
しかし本質は、水でよく洗い症状をよく観察して病院へ…ということなのだろう。まずは予防策としてハチに気をつけたり、ヘビに気をつけたりして被害に遭わないようにしたい。
僕はこれくらいは全然重くはないと思う。
とは言え、今回チェックしたもののなかでも自分で使えるのか怪しいものや、持つ意味が無いかもしれない疑惑があるものがあったので、また削ったり増やしたりしつつ、改良していきたい。
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