アルトラのめちゃくちゃ有名なトレイルシューズ、ローンピーク。そのミッドカット仕様・防水仕様を導入。早速届いた。山で使う前に気づいたことをメモがわりに。
ローンピーク4.0 MID RSMについて
まずはサクッと全体の印象を。見た目こんな感じ。
ローンピークはもはやウルトラライトハイカーの間では定番中の定番シューズだが、ミッドカットになると普通のトレッキングシューズ。踵のループがデカい。
しかし普通のトレッキングシューズより明らかに軽量で、ランニングシューズ並みに軽い!
ソールパターンはローンピーク4.0と同じ。3.5は六角形のパターンだったが、4.0から矢印状のパターンに変更。爪先側の矢印は前を向いており踵側は反対に後ろ向きの矢印で、それぞれ登り下りで効果的に作用するものだと思われる。
当然だがローカットのローンピークとは靴紐周りが異なる。
ミッドは足の甲の周りと足首は意外と細め。足先は余裕があるが甲と足首でしっかりホールドされる感じ。アメリカのメーカーなので甲高の人は要注意。
アルトラお馴染みのゲイタートラップ。これ専用のゲイターじゃないとうまく活用できない。
同じく踵のゲイタートラップ。専用のゲイターが無いと無意味。
トレッキング仕様だからか、ストーンガードがソールに入っており、トレイルの岩や小石の突き上げに対応。
サイズ感大きめ!
販売店のブログなんかをみるとちゃんと書いてある。だがしかし僕は見ずに海外通販サイトで通販でポチってしまった!
いや、ちゃんと靴は試着はすべきだ。少し反省した。ローカットのロンピよりだいたいハーフサイズ大きくなっていると思う。
トレッキング用ソックスと合わせてみる
そう考えるとハーフサイズ上でもいいかもしれない。
ローンピーク・ミッドはサロモンやスポルティバが出しているようなローカットシューズにゲイターを合わせたようなウィンター用トレランシューズではない。完全にアッパーが足首を覆っているため、走るためのシューズとは言い難い。
したがってトレッキング用であり、やはり靴下もトレッキング用を合わせるべきっぽい。ローンピークを始めとするアルトラのローカットシューズはトレラン用なのでなるべく早く薄手の乾きやすい靴下を合わせるように設計されている、と思う。
なので従来登山で使っていたスマートウールの中厚ソックスと合わせてみたらなんとかちょうどいい感じ。
防水仕様(eVent)なので冬山に投入したい

そもそも、実はこのシューズ冬山での使用を目論んでいたので薄手のソックスしか履けないようでは問題だった。ローンピークRSMのR S M、その意味はR:Rain S:Snow M:Mud、つまり雨、雪、泥に対応したオールコンディションブーツということだ。メンブレンはeVentを採用している。

でも夏の雨濡れは致命的にはならないし、泥だってゲイターを履けばいいだけなので、致命的なのは冬の濡れや雪の侵入だ。冬にトレランシューズの軽快さで登山をしてみたいという目的からこのローンピークミッドRSMを買った。
だから厚手の靴下を履いてちょうどよいサイズで問題は無いのだ。
シャルモは10年近く履いており、残雪の槍穂高も大キレットもジャンダルムも歩いてきた。でも今までここまで指が痛くなることはなかった。通勤時にビジネスシューズをやめたことで足の指が開いてきたのだろうか。とにかくめちゃくちゃ痛くて不快だったので買い替え待ったなしだったのだ。シャルモも十分働いたしな。その点ローンピークは異常に足指周りが広い。
てなわけで行くぜ軽快冬山ハイク!!
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