この2020年ワークマンでは待望のメリノウール商品を多数リリースしている。今回は第一弾としてメリノウールグローブをショートレビュー!



※この記事はワークマン公認アンバサダーとして製品提供のみを受けた記事です。
※製品提供を受けた中で筆者が本当に山で使えると判断したものだけを厳選し取り上げています。



ついに登場した“メリノウール”インナーグローブ

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品番:FCW55  メリノウールウォームクラッチグローブが正式名称。相変わらず780円という破格。

ウールグローブは昔から冬山登山で重宝されてきた。メリノウールなら尚更で、僕は防水透湿のオーバーグローブと組み合わせで使っているし、夏場でも保温用でザックに忍ばせている。しかしウールのインナーグローブはすぐ穴が開く消耗品であり、もう少しコスパが良いものがあれば…と長年思っていた。

僕が「メリノウールの薄手のグローブを是非出して欲しい」とお願いしたのが、アンバサダーになりたての2019年9月のことだった。ちょうど一年後、実現してくれたワークマンに心から敬意を表したい。

ワークマンにメリノウールグローブを作って欲しい!と書いた記事はこちら↓



当然まだ山で使ってはいないし、平地でも手袋が必要な時期ではないため触った感じだけのファーストインプレッション程度のレビューであることをご容赦いただきたい。


メリノウール80%以上、スマホ対応

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昨年、僕がメリノウールソックスのウール含有率を聞いたせいか、今年のメリノ製品には全てウール含有率が明記されている。

このグローブは80%以上であり、保温性などのメリノウールの信頼性は担保されていると思っていいだろう。

人差し指と親指はスマホ等のタッチパネル対応になっている。手のひらに滑り止め等は無い。



サイズ感、厚みは軍手っぽい

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気になるサイズ感であるが、サイズはフリーサイズ。僕は手は小さめなので、ブラックダイヤモンドなどのグローブではSサイズを使っている。



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そんな僕でも指がやや短めに感じた。一方、甲周りや手首から指の付け根まではゆとりが感じられるので、フィットはしないものの幅広いサイズの人が装着できる感じだろう。例えるならフリーサイズの軍手のような感じである。なので、サイズはお店で確認することをおすすめする。あとフィット感を求めるシビアな山ではおすすめしない。



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厚みも軍手のような、極薄でもなく、厚手でもない、薄手〜中厚程度のグローブなのでゴアテックスのインサレーション入りグローブ、テムレスなどとの組み合わせで効果を発揮するだろう。

カフが長めでリブがしっかりフィットしているのもありがたく、手首までしっかり保温される。軍手っぽいと揶揄してしまったが、超ハイクオリティ軍手である。



耐久性を考えてもコスパ最強

あえて他の製品と比較するならば、スマートウールのライナーグローブだろう。これの編み方を荒くしてサイズをフリーサイズ化したイメージ。編み方に関していえば有名ブランドの方が比較にならないほど良いだろう。ただしメリノウール含有率はワークマンの方が多いのと、そして値段は3倍くらいするという事実…。


全てのインナーグローブは消耗品ではあるが、本品は僕の印象ではワンシーズン、早ければもっと早く穴が開いてお釈迦になるかなぁという生地感だ。しかしこれは作りが良い他のメーカーの高級品でもいずれは起こること。だったら多少のクオリティに目をつぶって安いものを選ぶという選択肢もありだ。

にしても780円は安すぎるのコンビニで売ってる手袋じゃあるまいし…。これはまとめ買いする価値あり。

あと全然どうでもいいけど、Field Core のロゴは上下逆の方が良いのでは?と思った。



限定商品、お店の在庫に注意

店舗限定商品であり、ワークマンでも取り扱っているお店とそうでないお店があると思われるので、可能なら来店前に事前に在庫問い合わせをしておくとスムーズかもしれない。カラーはブラックの他にカーキ、グレーがある。

仕上がりが軍手っぽくてサイズ感はやや不満があるが、高級メリノウール軍手としてはやっぱりコスパ抜群なので在庫があるうちに買い溜めておきたい…。今回はどんなものかとモニター製品で一つタダでもらってしまったが、今度ちゃんと自腹で買おうと決意した…(笑)



おわり
2020年9月26日

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