2歳児の息子と妻と三人家族で高尾山へ行ってみた。



山行概要

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言わずと知れた世界一登山者が多い東京の名所、高尾山。首都圏在住の身として、アクセス面からも登りやすく、やはり王道だろうということで家族で行ってみた。

しかし、やっぱり予想はしていたものの、それを上回る人、人、人、1号路から途中で3号路への転身を余儀なくされてしまった。下山は6号路。

3号路は人がほとんどおらず、自然も素晴らしいが道が狭いし、距離が長いためベビーキャリーだとやや難がある。

6号路の琵琶滝コースは沢沿いを行くなかなか本格的な山歩きコースのはずなのに結構人が多い。すれ違うのも大変なため、これまたベビーキャリアーには不向き。

当然1号路もめちゃくちゃ人がいる上に薬王院からは激混みなので親子で来るのは向いていない。歩けるようになっても逆に迷子になりかねない…。

結局いくら施設が充実しているとはいえ、トイレもお店も行列であり、親子登山の役には全く立ちそうにない。高尾山は親子登山オススメ度☆(1/5)である…。



登山日程

2020年10月25(日曜)


メンバー

妻、息子(2歳1ヶ月)



登山口までのアプローチ

マイカー。朝9時ごろ高尾インターを降りたが、既に薬王院駐車場、高尾駅前駐車場、その他コインパーキングは全て満車。

諦めかけて走られていたら少し離れたたころロードサイドに「軽自動車のみ」という家族経営の駐車場が!一日1,000円の標準価格。軽で良かった…。



ルートとコースタイム

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当初は一番ポピュラーな1号路を歩いたが、あまりにも人が多く、道幅が広いところは良かったが、狭くなるとストレスが…。

とうとう薬王院では階段が完全に渋滞になり、集団は避けたいということで引き返し、神変堂から脇道にそれて3号路から山頂を目指してみることに。

下山は6号路(琵琶滝コース)を利用。休憩含め、総所要時間4時間24分。



子どもに便利情報 

山頂のトイレは行列が出来ていた。基本施設の周りは人だかりと列ができているため、施設が充実しているからと、子どもと高尾山に行くのは間違いだった。所詮は大人の観光地、子どもに便利な場所などほぼ無い。ショッピングモールの方がまだいいかもしれない。

一ヶ所いいところがあって、神変堂あたりに分岐があって、山っぽい登りを登っていくと慰霊碑の立つ大きな広場がある。ここは人気もなく最高のオアシスで、子どもを下ろして存分に歩かせることができた。



装備 

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今回、ベビーキャリー(ドイター・キッドコンフォートI)を少し改造。写真の通り、パーゴワークス・パスファインダーLを背部に外付け。

重量は子ども本体12kg、ベビーキャリー2.5kg、プラスその他付属物、おむつ、着替え、水、ファーストエイド系、お菓子等々なので16kg以上、もっとあると思うが計っていない。



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ハンドルにパスファインダー付属バックルストラップを取り付け。



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下部は揺れないようにオモチャカラビナで子どもベルトの付け根に固定。



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横からだとこのようになる。



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ウエストハーネスもアップデート。ポーチをつけた。ここに収納があると楽。このマムートのポーチは幅広ハーネスにも取り付け可能。容量は1リットル。




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ショルダーハーネスにもボトルケースとポケットを。




写真と記録

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駐車場から数分歩き、ケーブルカー乗り場から登山スタート。薬王院の参道、1号路を進む。1号路は人が多いがその分車一台分くらいの広い道。薬王院手前ありまではなんとか歩けるが…。



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神変山の上にある広場。ここは唯一のおすすめスポット。ベンチもあるので食事をとるのもあり。



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この広場は林道建造の際殉職した人たちの慰霊碑がある。



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転身した3号路。3号路は人気が無い。しかし道は狭く谷側は急峻に切れ落ちているので要注意。



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人が多いので写真が少ないが、これは6号路=琵琶滝コースの終盤。沢沿いを歩くため、子連れはおすすめできない。それなのに人が多いので余計ストレスを感じてしまう…。

結論として、高尾山で親子登山はおすすめできない!他にもベビーキャリーの子連れは3組みくらいいたし、自分で歩いている子どもも沢山いた。しかし、やっぱり高尾山は観光地。子どもにちゃんと気を遣って、ゆとりのある登山を楽しみたいのなら他の山を検討すべきだろう。



おわり
2020年11月1日

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