レザーマンツール…それはいつも男の所有欲を満たしてくれる…。
アウトドアと家庭の工具兼用という名目で、一度欲しかったフルサイズのマルチツールを購入しちゃったのでレビュー!
正直に言うと、手のひらサイズの工具箱じゃなくても普通の工具箱があればいいし、なんならドライバーのセットがあればほとんどの事は足りる。つまり、レザーマンのフルサイズツールなど本当は生活の中で必要がない。
でもなぜ買ったか?それは男のロマンがそこにあるからだ。重厚感のある上質な感触…。そこに仕込まれている様々なツールたち…。それらは滑らかに動き、しっかりとロックされるギミック…。頑丈で兵器的なデザイン…。男の子ならばこんなの持っているだけで楽しいに決まっている。
当然実用性もめちゃくちゃ高い。幸いなことに我が家にはろくなドライバーセットが無かったのでオーバースペックではあるが、このマルチツールに全てを任せようという作戦である。チンケなドライバーセットを買うくらいなら思い切ってレザーマンというのもアリでしょ?
プライヤーを閉じたときの全長は10cm、重さは235g。登山に持っていくにはちょっと大きくて重いが、キャンプならぴったりだ。キャンプで無駄に取り出したい。
黒い樹脂製ハンドルは決してチープ感はなく、なんとも言えないマットな質感で、シックな高級感を漂わせる。それでいて握ったときに滑りにくいという実用性を兼ね備える。
ハンドル内部は6601T-6アルミニウム合金を使用している。これは建材にも用いられる強度と腐食性を有している。
レザーマンフルサイズツールの代表作「WAVE +」 と何が違うかというと、
が挙げられる。
ナイロンケースと1本のスモールビット、8本のラージビット(このうちスモールビット1本とラージビット1本はあらかじめ本体にセットされている)脱着式ベルトクリップ、脱着式ランヤードリングが付属。
ケースに入れた際のサイズ感。
メタルスナップボタン仕様の分厚いナイロンケースはレザーマンのタフさを象徴しており、頼もしい。裏面にベルトを通すループがある。
ビットキットを1枚収納し「チャージ」できる仕様。
ベルトクリップは脱着式。サイドのロックを操作して取り外しを行う。
ランヤードリングも脱着式。必要に応じて取り付け、細引きなどを通す。
ランヤードリングを装着する部分にはリングが無くてもランヤードを通せるようになっている。
チャージプラスには全19機能がある。わかりにくいもの、ほぼ使わないものもあるが、全て見てみよう。
1.直刃ナイフ。刃渡り7.3cm。鋼材は154CMで、硬度、耐食性、エッジ保持に優れている。
154CMはジェットエンジンのベアリング部用に開発され、ボーイング770の軸受に使用されてるほどで、ナイフ鋼材としてもトップレベル。ようするによく切れる。
2.波刃ナイフ。鋼材は420HC。420HCは炭素量が多く、比較的高いエッジ保持性を持つ。ようするにちょっと良い素材。
先端には3.カッティングフックがついている。カッティングフックは細引き、パラコードのカット等に役立つ。箱の開封にも良いかも。
ナイフは全てワンハンド(片手)で開閉可能。このアクションがカッコいい。ただし右手からのみ。
4.金属、木工ヤスリ。アイゼンやピッケルも研げる。
裏面は5.ダイヤモンドコーティングヤスリ。ガラスや硬い金属の研磨など。ナイフの切れ味を一時的に回復させることもできる。
6.ノコギリ。これらの4機能はプライヤーを閉じた状態からアクセスが可能で、素早く取り出すことができる。
メインツールであるプライヤー部にはいくつか機能が凝縮されている。
先端が7.ニードルノーズプライヤー、中間が8.レギュラープライヤー。根本の上半分は9.154CM取替式ワイヤーカッターになっており、一番下部が10.ハードワイヤーカッターとなっている。スプリングは無い。
何かと便利な11.ハサミ。スプリング付き。
12.ミディアムマイナスドライバー。
13.スモールビットプラスドライバー。メガネのネジも調節可能。反対側はマイナスになっている。
14.ラージビットドライバー。付属するラージビットは8本、1本に2種の形がついているので合計16種のビットに交換でき、作業の幅が広がる。おそらく一番多用する機能。
スモールビットを加えれば計9本のビットが付属。
・プラスドライバー #1-2 & 3/16” マイナスドライバー
・眼鏡用ドライバー プラス & マイナス
・マイナス ドライバー3/32” & 1/8"
・トルクス #10 & #15
・トルクス #20 & #25
・ポジ #1 & #2
・六角 1.5mm & 2mm
・六角 2.5mm & 3mm
・六角 4mm & 5mm
六角は家具の組み立てにもよく使うので重宝する。
15.缶切り、16.栓抜き。根本の三角の溝が17.ワイヤーストリッパー。
18.定規。8インチと19センチ。
19.エレクトリカルクリンパー。この部分を挟み込んで使う。聞き慣れないが、電工でケーブルを圧着するためのものだ。この部分にそんな役割があったの?という感じである。
引き出して使う機能は全てロックがかかるようになっている。力を込めて使っても不意に閉じてしまうことがない。ロックを解除するにはサイドを押す。
ハンドル外側のナイフ等の機能も全てライナーロックがかかるので安心して使える。しかも、プライヤーオープン時には引き出せないようにロックがかかるため、不意にナイフが出てくる心配もない。
ちなみに僕は安さに負けて並行輸入品を買ってしまった…。
レザーマンのツールは一生もの。値段は張るが、これさえあれば大抵の家庭やアウトドアでの作業は出来るし、基本頑丈なので普通に使っていてそう簡単に壊れる事はないはず。(日本代理店に修理を依頼できないので壊れてはまずいが)
世代を超えてゆくゆくは子供も使えるようになれば…と思っている。
おわり
2020年11月26日
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アウトドアと家庭の工具兼用という名目で、一度欲しかったフルサイズのマルチツールを購入しちゃったのでレビュー!
レザーマンは良い…。
正直に言うと、手のひらサイズの工具箱じゃなくても普通の工具箱があればいいし、なんならドライバーのセットがあればほとんどの事は足りる。つまり、レザーマンのフルサイズツールなど本当は生活の中で必要がない。
でもなぜ買ったか?それは男のロマンがそこにあるからだ。重厚感のある上質な感触…。そこに仕込まれている様々なツールたち…。それらは滑らかに動き、しっかりとロックされるギミック…。頑丈で兵器的なデザイン…。男の子ならばこんなの持っているだけで楽しいに決まっている。
当然実用性もめちゃくちゃ高い。幸いなことに我が家にはろくなドライバーセットが無かったのでオーバースペックではあるが、このマルチツールに全てを任せようという作戦である。チンケなドライバーセットを買うくらいなら思い切ってレザーマンというのもアリでしょ?
CHARGE + 仕様紹介
プライヤーを閉じたときの全長は10cm、重さは235g。登山に持っていくにはちょっと大きくて重いが、キャンプならぴったりだ。キャンプで無駄に取り出したい。
黒い樹脂製ハンドルは決してチープ感はなく、なんとも言えないマットな質感で、シックな高級感を漂わせる。それでいて握ったときに滑りにくいという実用性を兼ね備える。
ハンドル内部は6601T-6アルミニウム合金を使用している。これは建材にも用いられる強度と腐食性を有している。
レザーマンフルサイズツールの代表作「WAVE +」 と何が違うかというと、
- 本体素材がステンレスでなくアルミニウム合金であること
- 直刃ナイフの素材が420HCでなく153CMであること
- 波刃ナイフの先にカッティングフックが追加されていること
- 付属ビットの本数が2本に対して9本であるであること
が挙げられる。
CHARGE+ セット内容
ナイロンケースと1本のスモールビット、8本のラージビット(このうちスモールビット1本とラージビット1本はあらかじめ本体にセットされている)脱着式ベルトクリップ、脱着式ランヤードリングが付属。
ケースに入れた際のサイズ感。
メタルスナップボタン仕様の分厚いナイロンケースはレザーマンのタフさを象徴しており、頼もしい。裏面にベルトを通すループがある。
ビットキットを1枚収納し「チャージ」できる仕様。
ベルトクリップは脱着式。サイドのロックを操作して取り外しを行う。
ランヤードリングも脱着式。必要に応じて取り付け、細引きなどを通す。
ランヤードリングを装着する部分にはリングが無くてもランヤードを通せるようになっている。
CHARGE + 全19機能紹介
チャージプラスには全19機能がある。わかりにくいもの、ほぼ使わないものもあるが、全て見てみよう。
1.直刃ナイフ。刃渡り7.3cm。鋼材は154CMで、硬度、耐食性、エッジ保持に優れている。
154CMはジェットエンジンのベアリング部用に開発され、ボーイング770の軸受に使用されてるほどで、ナイフ鋼材としてもトップレベル。ようするによく切れる。
2.波刃ナイフ。鋼材は420HC。420HCは炭素量が多く、比較的高いエッジ保持性を持つ。ようするにちょっと良い素材。
先端には3.カッティングフックがついている。カッティングフックは細引き、パラコードのカット等に役立つ。箱の開封にも良いかも。
ナイフは全てワンハンド(片手)で開閉可能。このアクションがカッコいい。ただし右手からのみ。
4.金属、木工ヤスリ。アイゼンやピッケルも研げる。
裏面は5.ダイヤモンドコーティングヤスリ。ガラスや硬い金属の研磨など。ナイフの切れ味を一時的に回復させることもできる。
6.ノコギリ。これらの4機能はプライヤーを閉じた状態からアクセスが可能で、素早く取り出すことができる。
メインツールであるプライヤー部にはいくつか機能が凝縮されている。
先端が7.ニードルノーズプライヤー、中間が8.レギュラープライヤー。根本の上半分は9.154CM取替式ワイヤーカッターになっており、一番下部が10.ハードワイヤーカッターとなっている。スプリングは無い。
何かと便利な11.ハサミ。スプリング付き。
12.ミディアムマイナスドライバー。
13.スモールビットプラスドライバー。メガネのネジも調節可能。反対側はマイナスになっている。
14.ラージビットドライバー。付属するラージビットは8本、1本に2種の形がついているので合計16種のビットに交換でき、作業の幅が広がる。おそらく一番多用する機能。
スモールビットを加えれば計9本のビットが付属。
・プラスドライバー #1-2 & 3/16” マイナスドライバー
・眼鏡用ドライバー プラス & マイナス
・マイナス ドライバー3/32” & 1/8"
・トルクス #10 & #15
・トルクス #20 & #25
・ポジ #1 & #2
・六角 1.5mm & 2mm
・六角 2.5mm & 3mm
・六角 4mm & 5mm
六角は家具の組み立てにもよく使うので重宝する。
15.缶切り、16.栓抜き。根本の三角の溝が17.ワイヤーストリッパー。
18.定規。8インチと19センチ。
19.エレクトリカルクリンパー。この部分を挟み込んで使う。聞き慣れないが、電工でケーブルを圧着するためのものだ。この部分にそんな役割があったの?という感じである。
全ての機構にロック機能あり
引き出して使う機能は全てロックがかかるようになっている。力を込めて使っても不意に閉じてしまうことがない。ロックを解除するにはサイドを押す。
ハンドル外側のナイフ等の機能も全てライナーロックがかかるので安心して使える。しかも、プライヤーオープン時には引き出せないようにロックがかかるため、不意にナイフが出てくる心配もない。
並行輸入品について
Amazonでは日本正規代理店のものと並行輸入品がある。並行輸入自体は違法ではないが、25年保証を受けられないというデメリットがあるので要注意。正規品には本体にマークが刻印されており、25年間無償で修理を受けられる。正規品以外は有償無償問わず、日本正規代理店は修理をしてくれないので注意。(アメリカに持っていけば修理してくれるのか?)ちなみに僕は安さに負けて並行輸入品を買ってしまった…。
LEATHERMAN(レザーマン) マルチツール CHARGE PLUS チャージ プラス ナイロンケース付き 【日本正規品】 25年保証 LTJマーク入 CHGP-N
LEATHERMAN(レザーマン)
レザーマンツールの強み
レザーマンのツールは一生もの。値段は張るが、これさえあれば大抵の家庭やアウトドアでの作業は出来るし、基本頑丈なので普通に使っていてそう簡単に壊れる事はないはず。(日本代理店に修理を依頼できないので壊れてはまずいが)
世代を超えてゆくゆくは子供も使えるようになれば…と思っている。
おわり
2020年11月26日
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コメント
コメント一覧 (2)
ちなみに「もしもの時のために」「買い物した時、商品タグを切るため」は正当な理由になりません。「昨日キャンプにいって、車に積んだままにしていた」も正当な理由になりません。
まあ職質なんてめったにないけど、鉛筆を削るためにカッターナイフを筆箱にいれていたら「鉛筆削りでいいでしょ?カッターを使う理由は?」ともめて、カッターを任意提出させられた前例もあります。前日に購入したカッターナイフ(袋入り・レシートあり)をカバンから出し忘れ、「正当な理由がないから」と没収された例もあります。
コメントありがとうございます!
ナイフの所持について、本ブログにも記事を書いてますのでご覧ください!
https://ksg2999.com/archives/17905097.html