花粉症の人向けです。マスクを改造することでメガネが限りなく曇らなくて呼吸がめちゃくちゃ楽なマスクをプチMYOG。



マスクfor花粉

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すっかりマスク文化が定着した昨今だが、我々花粉症マンはこの時期になると毎年マスクをする。もちろん花粉を防御するためだ。花粉からちゃんと鼻腔を守るためにはスポーツマスクなどではなく不織布マスクをしなくてはならないのがツライところ。

花粉症と相性が悪いのがアウトドア。それでも行きたいのがアウトドア。しかたないのでマスクをして登山をしたこともあるが、息苦しいし、メガネが曇る。もうね、メガネが曇るのはかなりストレス。



メガネが曇らないマスクを作ろう

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そこで「なんで今まで思いつかなかったんだろう」というレベルのアイデアが先日ランニング中の僕の脳裏によぎる。


不織布マスクの口の部分だけ穴を開けてしまえ。

やはりこの一年間マスクという物体に向き合う時間が長かったからだろう。マスクに対して色々な見方ができるようになったからかもしれない。実際、エチケットマスクとかいうウイルス&花粉透過性抜群のマスクも販売されているような世の中である。

今まで登山やランニング中、マスクで苦しくなったり、メガネが曇ったら下半分をずらして口を露出させたりしていた。そこで思い至ったのが、そもそもマスクの下半分がなければいいのでは?ということ。じゃあまず下半分を切ってしまおうと思ったが、そうすると耳ゴムのテンションがおかしくなるので穴をあけるのがベストだということで落ち着く。



作り方のコツ

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実際穴を開けるとなかなか位置が難しい。鼻は完全に覆う形にしつつ、口は出す。位置には個人差があるので一概に言えないが、マスクの中心からやや下を楕円状に切ればいい(写真の赤線部が目安)。最初に一気にハサミを入れずに徐々に調整しながら開口部を広げていくといいだろう。



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これで呼吸はめちゃ楽になり、メガネは曇らなくなるが、これでは見た目が変態だし、色々怒られそう。というわけで、この上からエチケットマスク、スポーツマスク的な呼吸が楽でフィルター効果がザルのマスクで覆ってしまうのだ。そうすると完璧な見た目になる。見事に鼻だけ不織布マスクで完全防御されており、口は呼吸が楽。そして見た目はちゃんと周囲の人に配慮したスタイルになっている。



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僕のスポーツマスクはフィルターを入れられるように二重構造になっているがそんなものいらんということで、その部分も切って通気性を向上。これで1時間走ったが鼻水が垂れることはなかった。そして何よりメガネも曇らない。なんと清々しいことか。

同じお悩みを抱えている人にはぜひ試してほしい。



最後に注意

言うまでもないが、このマスクは鼻だけ不織布でガードしているため、口からの飛沫は出入りし放題である。世に出回っているエチケットマスク同様、ウイルス感染防止効果は皆無だ。あくまで屋外でソーシャルディスタンスを保ちつつ、発話をしないシチュエーションで使用してほしい。



おわり
2021年3月21日

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