安易に「おすすめのザック何?」って聞かれると、色々考えすぎてバグった結果、気の利いたことを何も言えなくなるという現象について。




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なぜバグるのかというと、そもそもオススメとは?どんな基準でその人に勧めたらいいの?もっとザック選びの背景を詳しく教えてくれ!!ってなってしまうからである。

たとえば「オススメの30リットルザックを教えて」と言われると…

「まずそもそも30リットルといえども日帰りなのかULテント泊なのか山小屋泊なのか、無雪期なのか積雪期なのかで全然変わってくると思うんですよね。さらに耐久面を重視するのか軽さを重視するのか、背面の汗抜けを重視するのか、内部へのアクセスのしやすさ…いやそもそも山で使うのか日常で使うのかわからんな?日常となると、いや兼用」(オタク特有の早口)

という感じで人に嫌われるトークをしそうになるんだが、近年ではオトナになってきたのでそれは相手に喜ばれないと知り、口に出すのはグッと堪えている。

しかし頭は逆質問したい気持ちで一杯になってしまっている。

でもやはりそんな圧で迫るとライトな気持ちで聞いている場合引かれてしまうぞ?でも本気で山登りをしたいのなら最初のザックは重要だ!多少グイグイ行って嫌われようとも間違いのない選択をさせてあげたい!いや僕がそこまで思うのはおこがましいか!そもそも僕がザックの何を知っているんだ!!

といういう塩梅でバグり続けるのだ。

その結果、

「え〜と、ああ、そうだなぁ、うん、好きなデザインのやつでいいのでは?」(オタク)

という曖昧というか、気の利かない返答になってしまう。

でも…!道具はデザインで選ぶのが一番テンション上がるし、納得できるとは思うので、多少使いにくくても好きなものが一番というのはあながち間違いではない…と個人的には思う。

それに、一般的に相手に自分の好みや思想を押し付け過ぎるのはあまり良いものではない。

相手に自分の思想や信条を強く押し付け過ぎることが良くない結果を招く例として、北センチネル島の宣教師がいる。2018年、ベンガル湾インド領アンダマン諸島に浮かぶ北センチネル島という未開の島に住む非接触部族に対して、とあるアメリカの宣教師が三度も強引にキリスト教を布教しようとした結果、なんと島民に殺されて砂浜に埋められてしまったのだ。これを他山の石としよう。

話は逸れたが、まあ…殺されるのはどっちもやり過ぎにしろ、強引に話をするのは相手に不快な思いをさせる可能性はあるという教訓だ。

でも、本音を言うと、多少は自分の嗜好について「なにこいつキモ」と言われながらも大らかな気持ちで聞いてくれる人がたくさんいる社会になってほしい!

ちなみに、「30リットルがどれも同じようなデザインに見えるから選んでくれ」と言われたら、僕は結局冒頭のオタク早口喋りに戻らざるを得なくなる。



おわり
2022年2月15日

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