非常用としてエマージェンシーキットに入る超軽量ヘッドライトを比較検討しているので、現時点での情報をシェアしてみる。



非常用ヘッドライトの必要性

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登山において、非常用のライトはメインのヘッドライトの電池交換時や、万が一メインのライトが使えなくなった時の最低限の明かりとして役に立つ。

一度僕は屋久島で非常用ライトを忘れてメインのヘッデンのバッテリーがなくなってしまったことがある。まだ三日間ほど行動しなくてはいけないのに序盤で明かりを失ってしまったのだ。その後の日が落ちてからの行動に非常に苦労した。ほんの少しの明かりがあればどれだけ作業がはかどるかということは嫌というほど実感した。

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ちなみに僕はもともと5センチくらいのマグライトをエマージェンシーキットに入れて山に持っていっていたが、これには三つの問題がある。ひとつは電球であるため、切れる恐れがあること。ふたつめは、ボタン電池ではないので液漏れの恐れがあること。みっつめは、頭に装着できないので両手作業のときに口にくわえるなどをしないといけないこと。

これらの経験から、エマージェンシーキットには常に入れっぱなしにできる小型のヘッドライトが必要だと思うようになったが、いまだそれを持っていないので今更ながら検討を始めた。

ジェントス CP-01R

まず検討のひとつめはジェントスの軽量モデル。1,460円(2022年6月現在)で220ルーメン、41gという圧倒的なコスパが魅力だ。



内蔵バッテリー充電タイプなので本体重量にさらに電池が加算されることはない。スペックとしては十分普通に使えるレベルなので非常用としてだけ使うのはもったいない気がする。メインで500ルーメンなどのライトを使い、サブでこれを持っておくにはちょうど良いと思う。

ペツル ビンディ

つぎに見たのはペツルのビンディ。発売当時から注目していた軽量モデルだ。



ジェントスの高価版といった感じで、重量も37gとさらに軽い。信頼できるブランドのモデルであるが、ちょっとお値段が高い。サブ用で持つにはちょうど良いのは間違いないだろう。

ペツル イーライト

次に同じペツルのイーライト。これは昔からエマージェンシーライトとしては超有名。



26gと超軽量コンパクトであり、エマージェンシーキットに忍ばせるには最も適していると言えよう。ボタン電池使用のため長期間保存可能。赤色灯や点滅などの各種機能も備える。明るさはあまりないが、手元を照らすという目的なら必要十分なスペックだ。2022年6月現在Amazonでは並行輸入品しか取り扱いがなく、高騰している。

ブラックダイヤモンド フレアー

最後にブラックダイヤモンドのフレアー。こちらはペツルのイーライトの対抗馬である。



27gと超軽量で、赤色、点滅、SOS等の発光パターンがある。こちらもエマージェンシーキットに忍ばせるには最適なサイズだ。ボタン電池使用。ペツルのイーライトよりやや安いのも魅力。個人的にデザインが好き。イーライトだと他の人と被るという人にもおすすめ。

当ブログのベストチョイスは…?

僕は今のところブラックダイヤモンドのフレアーが欲しい。エマージェンシーキットに入る軽量コンパクト性、非常用として十分な性能、デザインのカッコよさ、コストパフォーマンスなどの総合点が最も高そうだ。そのうち欲しいと思っていたが、この記事を書いていてますます欲しくなってきた。今度山に行く前に買おうかと思う。



おわり
2022年6月22日

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