近年最強クラスの寒波で「ブラックスノーマン」という防水手袋が活躍したので早速感想を書いてみる。マイナス40℃までの耐寒性能、ポリウレタン樹脂採用で蒸れないのかどうかもテストしてみた。



三重化学工業のブラックスノーマン#1440

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見た目は某テ〇レスにそっくりだが、素材が少し異なる。本家テム〇スはポリウレタンのみで構成されているが、ブラックスノーマンは本体材質がニトリルゴムとポリウレタンになっている。防水性はあるにしても透湿性がどれほどあるのかは疑問。

尚、ワークマンで販売しているがワークマン専売品ではないので他のECサイトでも購入可能だが値段が数百円高い。ワークマンならお値段1,900円。



雪山登山やウィンタースポーツで

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表面には滑り止め加工があるのでアウトドアでも安心感がある。


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手首部分に「ブラックスノーマン#1440」のロゴ入り。数字は謎。バージョンがいくつかあるのだろうか。


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袖にはドローコード付きカフがあるので風雪が入りにくい。


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内側はアクリルで起毛しており、単体の使用で十分暖かい。

サイズ感とレイヤリング

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僕は手が小さいほうなので海外製グローブはSサイズを選ぶことが多い。本品ではMサイズを選んだが、海外品より少し小さめな印象。薄手のインナーグローブと重ねるとぴったりサイズ。

起毛があり単体使用を想定しているため、レイヤリングしたい人はワンサイズ上げるといいだろう。

蒸れるのかどうか実験してみた

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左手にゴアテックスグローブを右手にブラックスノーマンを嵌めて小一時間氷点下のなかランニングをしてみた。

まず走り始めから中盤まで、保温性は両社とも十分という感じで、特に差は感じなかった。気になる蒸れ感であるが、あまり手汗をかかない僕ででも終盤には手を汗ばむ感じが出てきて、両者の蒸れ感にどれくらい差があるのか検証することができた。結果は、体感で差はわからないというものだった。

ブラックスノーマンは防水のポリウレタンコーティングでどれだけ透湿性能があるのかが疑問だったが、ゴアテックスのグローブと比べて遜色ない透湿性だとわかった。

ポリウレタンのみを材質とするテ○レスに対して、ポリウレタンとニトリルゴムが合わさっている本品がどのように透湿性を持たせているのかはわからないが、余程手汗がひどい人でなければ快適に使用できると思う。

雪かきシーンでも活躍

僕は雪山は最近めっきり行かなくなったが、長野県に引っ越してきたので雪が降ったときにはこのグローブが除雪作業で活躍している。車に一双積んでおいて損はない。

※この記事はワークマン公認アンバサダーとして製品提供のみを受けた記事です。
※製品提供を受けた中で筆者が本当に山で使えると判断したものだけを厳選し取り上げています。



おわり
2023年1月25日

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