耐水圧20,000mm、透湿度25,000g/㎡/24h、「蒸れない」パンツをちょっとハードめの登山用に買ってみた。



藪漕ぎや岩場などでラフに使えるレインパンツ

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コースがあまり整備されていない登山道や沢登り、バリエーションルートを通る際、雨具が破れたことがある人もいるだろう。特にゴアテックスなどの高級雨具だと万が一破れたとき、お財布へのダメージも大きい。ワークマンのお値打ち雨具ならば、危険地帯にも臆せず連れて行きやすい。お値段は相変わらず価格破壊の1,900円(税込)

例によって、僕はアンバサダーだけどこちらは製品提供を受けずに自腹購入したので忖度なしでレビューする!

重さ213g、忖度なしで山でも使えるスペック

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耐水圧20,000mm、透湿度25,000g/㎡/24hである。これは雨具としてアウトドア基準を十分過ぎるくらい満たしている。

イナレムとはムレナイ(蒸れない)をもじったもので、若干テムレスのパクリ感があるが…。実際その蒸れなさは実感できる。シームテープが縫い目に施され、立派な雨具の形になっている。ちゃんとストレッチ性もあるので驚き。

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ポケットはサイドには無く、右のお尻にジッパー付きのポケットがひとつだけ。ウエストはゴムと紐で調整するので下に履いているパンツのバックルやベルト、ザックのウエストベルトとの干渉も最小限だ。

重さはLサイズで213gと標準の範囲だろう(モンベル ストームクルーザーパンツで平均重量195g)

サイズ感について

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こちらはLサイズのレギュラー丈。レギュラー丈とショート丈があるが、登山で使用するならレギュラー丈をお勧めする。筆者身長175cm、62㎏でちょうどいい。

登山用の雨具は足上げ時を想定して、丈は長めのほうがいい。裸足で踵側の裾が地面に着くくらいだろうか。実は最初にSサイズを買ってしまい、履いてみたもののサイズが合わないため買いなおした。

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こちらはSサイズ。踵側が地面から3cmほど浮いている。これだとミッドカットの登山靴を履いて足上げをすると靴と裾に隙間が大きくできてそこから雨や露が靴下を通して侵入してしまう。

実際に雨の登山でテスト

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雨の浅間山(黒斑山)、4時間日帰り山行でテストしてみたが、僕の感想としては全く蒸れ感を感じなかった。撥水性も良いし、動きも妨げずにストレスフリーで登山ができた。

しかも価格が安いので多少木の枝や藪に引っかかって強気で進める。それでいて正直クオリティとしては1万してもいいくらいだと思う。頑丈でかつラフに使いたいレインパンツをお求めの人にはぜひおすすめしたい。



おわり
2023年10月4日

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