一部のSNSで話題のツイート専用トレイルグローブを買って気温1℃の中、ランをしてみた。



ネットで話題のランナー用グローブ

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インナーファクトは主にトレイルランニングなどのウェア、ギアを取り扱うメーカーで、Twitter(現、X)界隈のランナーの間では有名。

そんなTwitter(X)を山の中でもレースに出ながらも見たり投稿したりすることを欠かさない愛すべき「ツイ廃(ツイッター廃人)」のための製品がこの「トレイルグローブ」らしい。

素材はNIKKE AXIO(ニッケ アクシオ)で日本毛織が開発したオーストラリア産メリノウールの繊維束にフィラメント交撚しており、ストレッチ性があり耐久性を向上させているそうだ。ようするに単なるメリノウールではない。

GPSウォッチの窓が…

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素材からして十分トレイルグローブなのだが、このグローブはユーザーから見て「あったらいいな」が満載の小林製薬みたいな製品なのだ。

まずはこの手首にあるウォッチフェイスを出せる窓である。これがないと腕時計を見るときに毎回手首を露出しないといけなくなるが、その必要がない。

親指と人差し指と中指に穴が…

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さらに、驚くべきことにこのグローブはスマートウォッチやスマホを確実に操作するために元々指に穴が開いている。

導電糸を使うなどの製品はよくあるが、やはり生の指と比べると反応は鈍い。すぐにスマホやカメラを使いたい人にとっては「生」が一番素早くてストレスフリーなのだ。

僕は普通のメリノウールグローブを使い込み過ぎて指先が擦れて穴が開いたことがあるが、このグローブはどうせ擦り切れるなら最初から開いていればいいじゃない」という発想。ダメージで開いた穴はほつれて広がってしまうが、縫製で開いているとその心配がない。

ポロリに注意(笑)

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しかし少し注意が必要で、スマホ操作や細かい作業はやりやすいが、その分ちょっと油断して指を動かしていると意図せずに指がポロリしてしまうことがある。

しっかり被せておけば完全な指抜きグローブよりは保温性があるが、うっかり出てしまうと気づいたら冷えきってしまうので注意。あくまでトレランや冬場のランニング用なので、冬の森林限界を超えるような登山では凍傷リスクがあるかもしれない。

サイズの選び方は好みによるかも

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気温1℃で走ってみて、このようにしっかり露出部を抑えれば問題ないが、保温重視の人はワンサイズ上にしたほうがいいかもしれない。
僕は手首の皺から中指の先までだいたい18cmくらいなのでS/Mサイズにした。これでグローブ的にはサイズがピッタリなのだが、その分穴に余裕が無く、指を伸ばすとうっかり露出しやすくなっている。サイズを上げて少し指先がブカブカのほうがうっかり露出を防げるかもしれない。

ブカブカだと細かい作業がしにくいと思ったが、よくよく考えれば作業時は指を出すわけだから先端がブカブカでもいいわけだ。まあこれは好みで選んだ方がいいだろう。

どこで買えるのか

ネットでインナーファクトで検索すれば公式オンラインショップがある。僕はメルカリの売上金があったのでメルカリショップで購入した。販売後初回ロットは即売したらしいので、その後の入荷情報は公式X(旧Twitter)でぜひチェックしてみてほしい。価格は2,500円+税。




おわり
2023年12月7日

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