
ファーストエイドキットに関しては僕は10年以上「これ」っていう中身が決まらず、色んなものを入れたり出したりしていました。それでもここ最近、これくらいあれば何とかなるんじゃないかな~という装備たちが見えてきました。
応急処置のための道具のみを厳選
もしもの怪我のときに備えるとなると、ついつい色々なものを用意したくなりますがそれでは荷物は重くなるばかりです。僕も昔はファーストエイドキットに色々詰め込んでいたものですが、結局嵩張るので持っていくのを止めてしまったりしていました。
色々詰め込んでいたファーストエイドキットの中には、使い方を理解してないものや、現場での処置では必要ないもの、用途が被っているものなど…が入っており、スリム化の余地はかなりありました。
しかし、いかんせん何かあったら必要なのでは?という不安感から、思い切った仕分けが出来ずにいましたが、ここ最近、山行中にファーストエイドキットを取り出す機会が続き、良い機会なのでファーストエイドキットのアップデートをしてみました。
今までの僕の経験から、本当に応急処置として必要なモノたちを選抜してみました。
ファーストエイドキットの中身
- 絆創膏
- マキロン
- キネシオテープ類
- 三角巾
- ハサミ、爪切り
- 毛抜き
- 安全ピン
- ライター
- 風邪薬
- 痛み止め
- 湿布
- ポイズンリムーバー
絆創膏
傷口を衝撃やばい菌から守るための絆創膏。最近使ったのは靴擦れと缶で指を切ったときです。地味な怪我や流血には欠かせません。マストアイテムです。靴擦れ専用のジェル緩衝材入りの絆創膏もあります。
マキロン
消毒液です。正直あんまり使いません。傷口を洗うなら綺麗な水でも良いと思います。よほど傷口が不潔な状態なときには必要ありです。
キネシオテープ類
伸縮性のあるテープです。これファーストエイドというか、予防のようなものです。僕は近年下山で膝を痛めやすいので、膝のサポートとしてのテーピングはマストアイテムです。テープはそのままザックに突っ込むとつぶれて劣化するので100均のタッパーに入れてます。
三角巾
これがあれば止血から固定まで色々できます。しかしまだ現場で使用したことはありません。一枚あると安心です。
ハサミ、爪切り
ハサミはテープを切ったり衣類を切ったりします。ハサミ付きのマルチツールで代用しても良いですが、小さいハサミを持っていった方が便利です。鼻毛切り用なので鼻毛はもちろん、指の逆剥けも切れます。
僕は爪が長いと無性に気になってしまうときがあるのでいざ爪を切り忘れたときのために携行してます。ファーストエイドに入れなくてもいいですが、滅多に使わないので。あと爪が短いと岩場で邪魔になりません。
毛抜き、安全ピン
手にトゲが刺さったときはもちろん、傷口に入った小石の除去など…。何かと細かい作業で活躍します。
安全ピンは三角巾を固定する際、止めたり使えます。あまりやりたくありませんが、傷口をグリグリしないといけないとき(ゴミやトゲの除去)でも使えます。
ライター
皮膚や傷口に触れるハサミや毛抜きを熱で消毒する際に炙る用です。
風邪薬
突然の風邪引きのために。でも事前の予防が大事です。100均のピルケースに入れれば管理しやすいです。
痛み止め
頭痛、傷の傷み、膝の傷み、腰の傷みなどなど…。予期せず襲ってくる傷みに耐えてなんとか下山するために痛み止めはマストです。
湿布
関節や筋肉の痛みを抑えます。しかしおそらく使用期限切れてます。
ポイズンリムーバー
毒虫や毒蛇に咬まれたときにどうぞ。僕はハナバチにしか刺されたことはありませんが、スズメバチは恐ろしいですね。毎年死者が出ています。これは小さいので吸引力がいまいちです。大きい方がいいかも?
ファーストエイドキットのケース(入れ物)にもこだわる
ファーストエイドキットはやはり分かりやすい赤い入れ物に入れておきたいものです。市販のケース(スタッフバッグ)がありますが、僕のこだわりはしっかり自立するケースであることです。
ファーストエイドキットを出さないといけないときは、たいてい体が不自由です。へにゃっとした防水バッグより立体的なポーチの方が物は取り出しやすいですよ。
なので僕は防水性は重視せずに市販の赤いポーチを、ファーストエイドキットっぽくして使っています。濡れてはいけないものは袋に入れておけばいいんです。
まとめ
これらのファーストエイドキットとエマージェンシーキットをまとめておけば、たいていの事態には対応できます。エマージェンシーキットに関しては僕自身まだまとめきれていないので今後まとまりしだいご紹介します。
しかしながらエマージェンシーキットの考え方だいぶまとまってきています。
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